和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

嘘をついて人を騙す新聞があってはならない。

2018-04-18 | 地域
月刊Hanadaセレクションが発売になりました。
グラビア特集「目で見る朝日新聞誤報史年表」が
ビジュアルとして分かりやすく、コメントも適切。

それはそうと、「座談会」(p24~p41)を
私はここでは、紹介できれば満足。

司会    須田慎一郎
パネリスト 阿比留瑠比
      小川榮太郎
      門田 隆将
      花田 紀凱


阿比留さんは、まずこう指摘します。

「実は十年前の第一次安倍政権の時もそうだったんです。
当時は執権が始まるや否や、『安倍叩き』が始まり、
第一次安倍内閣が発足した翌日の朝日新聞の見出しは
『学級会内閣』でした。新しくできた内閣をいきなり
『学級会』と茶化す見出しをつけたんです。」(p25)

うん。もう忘れておりました。
あれ以来だったんですね。「安倍叩き」は。

小見出しに『もはや「誹謗中傷」』(p26)とある
箇所では、まず須田さんが

「一部新聞などメディアに激しく批判されたら、
これまでだったら普通の政権は倒れていましたよね。
しかし安倍さんは倒れない。
だからバッシングも過剰になっていく。」


小川榮太郎氏の本を朝日新聞が訴えた件は、
朝日新聞購読者には見えづらいでしょうから、
丁寧に引用。


須田】 ・・・メディアが同じメディアを訴え、
さらに個人を訴えるという話は聞いたことがない。
・・・通常、メディア同士の争いにおいては
『言論には言論で』応じるのが一般的ですし、
メディア自身もそういってきたはずです。

門田】 朝日の提訴は、まさに典型的な
スラップ訴訟です。スラップ訴訟とは、
裁判によらなくても名誉回復ができる力のある大企業が
フリーのジャーナリストやライターなどを訴え、
自分を批判する論調を書く執筆者を威嚇し、
言論を封じるために起こす裁判のこと。・・・
(p27)


 うん。うん。メディアの横並び報道は
 朝日新聞のスラップ訴訟を恐れての
 ただ単にそれだけのことなのかもしれない。
 私には、そう思えてくるのですが、
 そう思えてくる人がいないことの不思議。
 私の意見は、そのくらいにして、
 次を引用してみます。


小川】そもそも裁判というのは、
不名誉なことを書き立られても釈明もできない、
名誉回復も難しいという人が、司法に判断を
仰ごうと言って裁判所に訴えるんです。
いわば弱者が、その手段しか残されていないから
と法的手段に訴える。
しかし朝日新聞は、私とは比較にならない
発信力を持っている。社会的信用も持っている。
世界的にも知られたクオリティペーパーなんですよ。
・・・・

門田】朝日新聞がやっているのはスラップ訴訟、
そのものです。裁判に訴えなくても反論できる
大企業や大新聞が一個人を訴え、
言論を委縮させる『恫喝的訴訟』です。(p33)

う~ん。
まだまだ、引用がたりないのですが、
それはそれ、あとは雑誌を買って
座談会の箇所を読んでいただくことにして(笑)
ここでは、
座談会の最後の小川さんのコメントを引用
しておくことに。


小川】 「嘘をついて人を騙す」という存在は・・
単なる社会の迷惑に過ぎない。朝日新聞・・
嘘つきが毎日、六百万部の新聞を売って
平気な顔をしている
社会でそんなことが許されていいわけがない。
『朝日新聞批判』というのはつまるところ、
『嘘をついて人を騙す新聞があってはならない』
と言っているまでのことなのです。
(p41)


はい。月刊Hanadaセレクション
『財務省「文書改竄」報道と朝日新聞誤報・虚報全史』
は、書店にいけば立ち読みもできます。
ぜひ、グラビア特集
「目で見る朝日新聞誤報史年表」だけでも一読の価値あり。
その年表のコメントを立ち読みするだけで充分。





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