和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

共に喜びたい。

2011-06-28 | 前書・後書。
佐々淳之・渡部昇一対談「国家の実力」(到知出版社)が今日届く。
その渡部氏による「あとがき」の最後を紹介。

「・・・大地震が起こったとき、菅首相は在日外国人から金をもらっているということで、議会の追及を受けている最中だった。地震がなければ今後は首相辞任に追い込まれていたに違いない。政権に固執する菅首相にとっては大地震は天が与えた祝福と受け取られたのではないか。大地震のすぐ後でその外国人に金は返したと平然としている。地震、津波、原発の報道のため、首相の不法な金銭問題はマスコミの対象でなくなってしまった。そういう内閣にも野党は大災害のときには協力せざるを得ない。国家の大災害を、自分個人の祝福と受け取れる立場にある人が、大災害に速やかに効果的対策を取るのは難しいであろう――と潜在意識の研究家は言うであろう。このような国難のときに、平時より安全保障の必要を説き、それを実践してこられた佐々氏の話を聞く機会を与えられたことを、この本の読者と共に喜びたいと思う。

   平成23年6月2日 菅内閣不信任案が否決された日に   渡部昇一  」
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