今、国会では、委員会審議で質疑応答の「論戦」が繰り広げられている? 特に、自民党議員は、民主党の政治資金を巡ってコイズミに質問し、コイズミもいい気になって野党を攻撃したらしい。自民党・橋本派の1億円政治献金問題(「事実はあったが、記憶にない」という迷言で蓋をした)森派の飲食代など次々とやり玉にあがっている自らの問題に対して、野党だって同じだといわんばかりに反転攻撃に出たのだろう。あきれかえった連中だ。
問題は、国会が基本的に質疑応答の形式でしか議論がなされないということ。今回の議論でいえば、自民党員が質問し、自民党員のコイズミ以下が答える。実になれあいの場になって、両者が野党攻撃を行っているのだ。野党・民主党は反論の機会もないまま、ヤジを飛ばすくらいがせいぜい。
野党議員が答弁に立つのは、議員立法とか提案者になった場合だけ。その場合も、適当な質疑応答で終結させられる。党首が議論を闘わせるのは、国会の冒頭・本会議のみ。それも、質疑応答だから、コイズミの答えは、官僚答弁そのもの。実に不毛な論戦が続く。党首討論はあっても、正式な国会議論の場ではないのだ。
参議院では円卓方式にして議論を活発にするような工夫もあったが、所詮、参議院はそれまで。重要な場面は、国会の表ではなく、裏の駆け引きで決まってくる。郵政民営化問題も、国会の蚊帳の外で決まるのだろう。それをみこしてか、議論も熱くならない。
せめて議席を左右に分けるなり、円卓にして議員同士がもっと議論できるような場にすべきだと思う。でも、今の国会議員の知的レベル、教養のなさでは己の無知を国民の前に明らかにさせるだけなので、そういう方式は、自分たちがいやがるだろうね。
それにしても、公明党幹部の発言「野党も金に汚いということが国民に訴えられればいい」って。さすが、何億円もの金を竹藪に捨ててしまい、見つかっても平然としている支持団体があったればこそだ。
問題は、国会が基本的に質疑応答の形式でしか議論がなされないということ。今回の議論でいえば、自民党員が質問し、自民党員のコイズミ以下が答える。実になれあいの場になって、両者が野党攻撃を行っているのだ。野党・民主党は反論の機会もないまま、ヤジを飛ばすくらいがせいぜい。
野党議員が答弁に立つのは、議員立法とか提案者になった場合だけ。その場合も、適当な質疑応答で終結させられる。党首が議論を闘わせるのは、国会の冒頭・本会議のみ。それも、質疑応答だから、コイズミの答えは、官僚答弁そのもの。実に不毛な論戦が続く。党首討論はあっても、正式な国会議論の場ではないのだ。
参議院では円卓方式にして議論を活発にするような工夫もあったが、所詮、参議院はそれまで。重要な場面は、国会の表ではなく、裏の駆け引きで決まってくる。郵政民営化問題も、国会の蚊帳の外で決まるのだろう。それをみこしてか、議論も熱くならない。
せめて議席を左右に分けるなり、円卓にして議員同士がもっと議論できるような場にすべきだと思う。でも、今の国会議員の知的レベル、教養のなさでは己の無知を国民の前に明らかにさせるだけなので、そういう方式は、自分たちがいやがるだろうね。
それにしても、公明党幹部の発言「野党も金に汚いということが国民に訴えられればいい」って。さすが、何億円もの金を竹藪に捨ててしまい、見つかっても平然としている支持団体があったればこそだ。