おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

狙いは「憲法9条」。「衣」の下に「鎧」がもう見えている、という単純なお坊ちゃんだが。

2012-10-01 00:13:07 | つぶやき
安倍総裁、憲法改正を争点化の考え 次期衆院選(朝日新聞) - goo ニュース
 次期総選挙で第一党になれば、首相の座に就くことになるお方の発言。内容はもちろん、特に言葉に端々に出てくる姿勢。「(改正発議に)反対と思っているような横柄な国会議員には次の選挙で退場してもらいたい」と語る「横柄」な言葉遣い。憲法96条で発議要件が国会議員の3分の2以上となっていることについて、「たった3分の1ちょっとの・・・」。国民のさまざまな意見(少数であっても)を代弁する政党の存在など、まったく眼中にない。
 国民の過半数が憲法改正に賛成だ、という世論調査。それを「国会の過半数で憲法改正ができるように」とすり替える。これは橋下維新も同様な立場、そこで橋下維新を高く評価する。
 実は「憲法9条」をやり玉に挙げているのは誰の目にも見え見えなのに、「改正要件」のみを取り上げるというせこさ。本音・本心を隠したまま。橋下維新の場合には、参議院の廃止、首相公選制、道州制、議員定数半減などに関わって、憲法改正を取り上げているふしがある。賛否はともかく、その魂胆はよくわかる。それに比べて、・・・。
 そういえば、コイズミ郵政選挙で国会の圧倒的多数を占めていたとき、一貫して「日教組」を目の敵にする彼が首相時代にやった「唯一ともいえる」成果は、3分の2近くという数の力で通した「教育基本法」改正と教員の免許更新制度であった。 
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