「社長と言う重責の東山。本音では生きられない「仮面舞踏会」はまだ続く・・・・・・。」(ペーパー版ではp19)
「仮面舞踏会 (少年隊の曲)」はJ氏プロデュースによる曲。
1985年(昭和60年)にリリースされており、今でいえば昭和歌謡である。
40年近く前のこのヒット曲の名前を見て、私は不覚にもコーヒーを吹きそうになった。
50代以上の人たちであれば、おそらくこの感覚を分かってくれるだろう。
「「八十歳まで現役」のため仕事にアキてはいられない。」(p31)
ここでも私は吹き出しそうになった。
「植物学者を演じた神木は、二次元アイドル好きの、リアル”草食男子”だった。」(p129)
これは、笑うというよりは感心するたぐいのダジャレだろう。
「神木と”愛の花”を咲かせる志尊だった。」(p131)
ここまで来ると、これは編集長から「芸能ネタは出来るだけダジャレで締めろ!」という指示が飛んでいるのではないかという気がしてきた。
「家族の元に♪逢いに逢いに行くあいみょんだった。」(p132)
これは間違いない。
文春編集部は、ダジャレ好きの昭和世代を大切にしているのだ。