シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
ピアノ・ソナタ 第19番 ハ短調 D.958
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960
<アンコール>(紀尾井ホール)
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988よりアリア
ファジル・サイ:Black Earth (Kara Toprak 黒い大地 )
予てから「鬼才」として有名なファジル・サイを初めて生で聴く。
翌日のチケットを買っていないので怪訝に思っていたら、土曜日の「河口湖ピアノフェスティバル」にも彼が登場し、自作の曲を弾くらしいので、曲目がかぶらないよう配慮したことを思い出した。
さて、「ホールではクラシックを、クラブではジャズを弾くピアニスト」である彼が、今日はシューベルトを選んだ。
その理由は、最終章を聴けばすぐ分かる。
19番はタランテラ、21番は名称不明の舞曲的メロディーで締めくくられ、サイはほぼ踊りながら演奏するのである。
アンコールの2曲も気合が入っており、お客さんは相当な得をした気分だろう。
16日も楽しみである。