パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

お鈴とピアノの音。

2006年10月11日 19時57分46秒 | Weblog
祖母が1999年に亡くなって以来
なんとはなしに始めた毎朝の般若心経の読経
(般若心経を空で言えたらカッコいいかも
 などと不謹慎な動機だったが)
習慣になってしまうと、それは大変なことではなく
むしろ、しないでいると変な気分になったりする

というより、知らず知らず行っているのが現状で
おかげで般若心経も暗記してしまった

まずはお鈴をチーンと鳴らすのだが
お鈴はたたき方によって音が違う

最初は気にしないで適当にたたいていたのだが
和尚さんがお盆に家に来て、バチを下向きに持って
お鈴を軽くたたいた音が
今まで自分が鳴らしていた音と違って聞こえた

その時から時々たたき方、たたく場所を変えてみると
確かに音が違う
音の高さは一緒なのだが
音色、やわらかさが違うように思える

だから、ピアノの音はピアニストによって
同じピアノでも違う音がするのは
実感として理解できる

ピアノの音
自分はピアニストの国籍によって
ずいぶん違うような気がしてならない

無謀にもその音を言葉?で表してみると
フランス人のピアノの音は「コトンコトン」
イタリア人のピアノの音は「カツンカツン」
ドイツ人のピアノの音は「ヴァムヴァム」
ロシア人のピアノの音は「ガフィーン」
そんな風に思えてしまうのだが変だろうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする