パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

必修科目の履修漏れ

2006年10月26日 20時57分18秒 | Weblog
進学校の必修科目の履修漏れが、後から後からと報告されている

この場合は学校の方で授業をしなかったらしいが
自分が高校時代のときは、生徒が履修しなかった事が頻繁にあった

つまり、ある者にとって受験科目と関係ない授業のとき
授業を全然聞いてなくて、別の教科書を開いて暗記とか
演習に励んでいたのだ

現実的には、出席が足りない事がなければ
たいがい卒業できるのだから
関係ない授業は受けずにいても平気だったのだろう

平気で授業を無視できるのもすごいと思ったが
無視されても授業を続けている教師もどうかなと思った

自分は無駄な事と簡単に割り切れず
きっとなにかのためになるだろう、と
全ての授業を受けていた

果たして、ためになったかどうかは分らないが
無視して別の勉強をしている人たちを
何かが違うと思ったのも事実だ

いったい何のために勉強するのか
大学入試の為に勉強するのか?
いや、そんなはずはない
何度も自問したものだった

全てはここにあるようだ
高校の教育は、豊かな人間性を育てるためではなく
大学入試のための予備校化しているのが現実で
みんなが、それを仕方ないと思っているようだ

こんな事をしていると外国の人材に
総合力で負けてしまいそうな気がするのだが、
どうなのだろう?

コメント
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