パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ガーナ戦。

2006年10月04日 21時46分49秒 | Weblog
対戦相手としては格好の相手ガーナ
問題はガーナが真剣勝負で向かってくるかどうか

一応ワールドカップのメンバーが多く出ているようだったが
シュートの精度が悪く(中盤のパス、ドリブルはいいのに)
助かった面も多かった

しかし、日本は毎度同じシーンが見られた
シュートを打たないシーンだ
優先順位がシュートになっていない

だが一番見てて感じたのは
ガーナのメンバーのボール扱いの柔らかさだ
確かに遊んでいるというか、楽しんでいるように見えた
そしてそれがゲームを有利にしていくのに役立っていた

前半は彼らのトラップに注意して見ていたが
足元に置くというよりは
次に蹴る位置に置いていた
勿論全てではなかったが
(身体能力で何とかしてしまうところもあったが)
日本人は多くの場合足元に置いて
少しプレスがかかると窮屈のようだった

それから縦のパス
クサビのパス
なかなか上手くいってなかった
相手は縦を切っていたかもしれないが
パスが雑だったりあわてたりして
FWはもらいにくかったようだ

今のチームは確かにボールが落ち着かないかもしれない
ボールを前に運ぶことは以前より早くなっているかもしれない
そして一人ひとりが瞬間的な判断を要求されている
もう少し丁寧にそれらができるようになるといいのだが
(ちょっと選手自体のポテンシャルが小粒みたいな気はするが)

だが交代選手が6人までなのを
オシム監督は目いっぱい使ったのは
個人的にはいいことだと思う

多くの人間にチャンスを与えられたのは
次にがんばるモチベーションになっただろう

正直まだオシム監督は代表を選びきっていないようだ
一応守備は同じチームのメンバーを基本に
選んでいるのは現実的だが
徐々にいろんなチームのメンバーの組み合わせに
なるのではないだろうか

今日は今野のポテンシャルが垣間見られた気がしたが
ゲームを仕切る人物(司令塔というのではなく)
いなかったようだ
もう少しゲームを落ち着かせる人物が必要と思うのだが
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする