パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブラジル対オランダ

2010年10月09日 20時35分51秒 | サッカー
久しぶりに94年 ワールドカップ アメリカ大会の
屈指の名勝負 ブラジル対オランダ戦を残してあるビデオで見た

2-2から
最後はブランコのFKがゴール隅に決まって勝負がついたのだが
そのシーンばかりが強烈に残っていて
(オランダのコーナーからのヘッドで同点のシーンも覚えているが)
全体的にはどうだったんだろうか
そんな興味で見始めたのだが、、、

まずは試合の関係ないところから
アメリカで行われた所為か、いつものサッカーの試合と雰囲気が違う
どこかのんびりしている
時々ウエーブが起きたりして、真剣勝負というより
客はエンタメを見ている感じ

それからまだワールドカップが膨大な商売になる前なので
ゴールの後ろ、横にも広告物はないし
パンツも短いし
つまり時間の経過をつくづく感じてしまう

この時のブラジル代表、その後日本のJリーグに来ている
レオナルド、ジョルジーニョ(鹿島)ドゥンガ(磐田)ジーニョ(フリューゲルス)
日本は美味しい市場だったのだろうか?
(今は都落ちみたいな扱い?)

試合は暑い夏の中なのだが結構激しい
やっぱり部分的な1対1に勝つ事が勝負の基本
そんな気にさせる

ブラジルは優雅というより現実的な路線
それでもしばしば見せる細かなパス交換などは
当たり前の様に正確にやっているところが凄い

日本は、まず縦のパスが、、、

オランダはオランダで身長の高い自分たちの特徴を生かしたボールの扱い方で
やっぱり互角の1対1を展開
ベルカンプは柔軟、良い選手だ

ブラジルはベベットがあんなに頑張っていた印象はなかったが
今日見るとベベットとブランコが頑張っていたのが意外だった
そして二人の得点の結果は神様のご褒美みたいなものかな

ロマーリオは決めるところは決める
そしていつも背中をピンとのばして走る姿が印象的
走るのも割と速そうな感じ

昨日の日本対アルゼンチン戦と比較して
まだまだ日本はやるべき事が多いようだ

当たり前だがトラップでボールを置く位置
プレスがかかった中でのパスの正確さ
クロスボールの精度
それから1対1の球際の強さ
ちゃんとしたインステップキック
つまり基本的な事

これらはどの時点できっちり教えるか?
勝つ為の方法論になり勝ちな大きくからではダメかも
しかし、基本は案外毎日やらないと忘れてしまう
といってそんな事に時間はかけられないし、、、

現在、日本のテレビはヨーロッパ主体のサッカーを放送しているけれど
参考になる点では南米のサッカーも捨てがたい
リズムの変化 裏の取り方 駆け引き そしてツボに入った時の正確さ

やっぱりポカは多くても
ブラジルがらみのゲームは面白い

今日引っ張りだしたビデオ
もう一つはアメリカ大会予選の日本対韓国
KAZUの当たり損ねのゴールシーンは覚えているが
さて全体の印象は、、、

あのとき、本当にワールドカップ出場の資格があったのか
ドーハの悲劇は必然だったのか
それが見ればわかる試合なのかもしれない

コメント
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