パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

負ける気がしなかった対アルゼンチン戦

2010年10月08日 22時21分19秒 | サッカー
あのスペインに勝ち
ワールドカップでは韓国に圧勝
多少コンディションは悪くてもメンバーは揃っている
だから今日のアルゼンチンは手強いはずだった

しかし、結果は1-0 岡崎の得点で勝ち
立ち上がりのプレッシャーは凄かったけど
そして部分的にはボールポゼションで劣っていたけど
今日の日本は攻める気持ちが表れていて面白かった

選手を森本、香川と攻撃的な選手にしただけ
というより、何かもっと違ったコンセプトのチームみたいで
これなら代表戦は岡ちゃんのような不人気にはならないだろう

長友は一気に上手くなった
香川はきらめきはあるけど、南米選手相手はドイツでやるより大変かも

本田は残念ながら今は得点の匂いがしない
何かきっかけが必要
でもキックの豊富さ、柔らかさ、体の強さ、冷静さは
やっぱりあの中ではワンランク上の選手にみえる

岡崎はワールドカップ以来進歩した
点で合わせるだけじゃなく
シュートパターンが増えてきた

内田、やっぱり人に当てるのが見られたけど
一頃の伸び悩みは消えたかも

森本、珍しくチェイシングしていた
これでキープ力、トラップが上手かったならなあ

遠藤は相変わらず飄々としていてうまい
けど右足主体でちょっと窮屈に見える時がある

長谷部、ナイスシュート
ただテレビでは分からないだけかもしれないけど
なんだか地味な選手

センターバックの二人はよく守ったと言えるでしょう
川島もメッシのFK良く止めた

ただもう一回やれば勝つのは難しそう
南米選手の粘っこいプレー(ボールのもち方、体の使い方、ミスへの対応の早さ)
それは試合になると徐々に邪魔臭い存在になっていきそう

それでも今日の勝ちは大きい
そして後半の選手起用は、完全なレギュラーを固定しない
との表明で、公平なポジション争いは
我々サポーターの興味を引く

ザッケローニ監督は勝負師よりも教育者的要素が多いかもしれない
そして今はその方が良いような気がする
常に勝負だけにこだわると
負けないサッカーばかりになってしまって面白くない

久々、楽しいサッカーだった
勝ったからじゃなく
気持ちが表れていて
自分の発想が随所に見れて
コメント
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