突然、「あったはず!」
と古いCDを引っ張りだして
朝の通勤の車の中で聴く事にしたのが
バーンスタイン指揮 ウィーンフィル演奏の
ブルックナー 交響曲第9番ニ短調
バーンスタインと言えばマーラーの大家で
ブルックナーは9番しか録音していない(ニューヨークフィルでも録音したのが9番だけ)
バーンスタインは9番だけは共感できる何かがあったのだろうか
車の中での聞き流しなので、雑な聴き方になるけれど
おおよその印象は語る事ができる
第一楽章 第2主題の歌謡的なメロディー部分
随分粘っこくて、まとわりつく感じが
バーンスタインのカラーなのだろうか
第2楽章 冒頭の激しいリズムは
普段連想させる宇宙の振動のイメージより
春の祭典みたいな感じ
黒い熱い感情を感じる
この演奏で一番良いのは次の第3楽章
ここではライブのよさがふんだんに感じられる
ピアニシモになった時の静寂の深さ
休止の緊迫感 それらはライブならでは
それとこの楽章は前の楽章と違って
バーンスタインの体臭をあまり感じない
始まってしまった音楽を流れに任せて
気持ちよくコントロールしているような感じだ
あるいはウィーンフィルに任せて
時々忘我の状態から抜け出て演奏という行為に立ち戻るような感じ
結局、このCDは所有するに値する演奏のものと言えそう
すくなくともブーレーズのブルックナーや
アバドのブルックナーよりはいい(9番ではないが)
9番はどの演奏が好きか選ぶとなると
クレンペラーの寒々とした(ひょうひょうとした)演奏も捨てがたい
カラヤンの音響芸術としての演奏も悪くない
ドホナーニ第3楽章がいい印象があったし
ショルティも真面目な男が達した境地を表現しているようで嫌いじゃない
シューリヒトは? そんなに自分にとっては印象がない
朝比奈は? 真面目に聴いていないからコメントしようがない
ヴァントは? 8番が良過ぎて、つい、もっとできるはず!と思ってしまう
ところで話は飛んで(ホントに飛ぶなあ)
ブルックナー派の指揮者 フルトヴェングラーのマーラーは
フィッシャー・ディスカウとの「さすらう若人の歌」が圧倒的に良い
ほんとこれは奇跡に近いくらいの演奏
ある意味あのバイロイトの第9に匹敵しそうなくらい
(結局最後はまたフルトヴェングラー礼賛で終わる事になってしまった!
好きなものはしょうがない)
と古いCDを引っ張りだして
朝の通勤の車の中で聴く事にしたのが
バーンスタイン指揮 ウィーンフィル演奏の
ブルックナー 交響曲第9番ニ短調
バーンスタインと言えばマーラーの大家で
ブルックナーは9番しか録音していない(ニューヨークフィルでも録音したのが9番だけ)
バーンスタインは9番だけは共感できる何かがあったのだろうか
車の中での聞き流しなので、雑な聴き方になるけれど
おおよその印象は語る事ができる
第一楽章 第2主題の歌謡的なメロディー部分
随分粘っこくて、まとわりつく感じが
バーンスタインのカラーなのだろうか
第2楽章 冒頭の激しいリズムは
普段連想させる宇宙の振動のイメージより
春の祭典みたいな感じ
黒い熱い感情を感じる
この演奏で一番良いのは次の第3楽章
ここではライブのよさがふんだんに感じられる
ピアニシモになった時の静寂の深さ
休止の緊迫感 それらはライブならでは
それとこの楽章は前の楽章と違って
バーンスタインの体臭をあまり感じない
始まってしまった音楽を流れに任せて
気持ちよくコントロールしているような感じだ
あるいはウィーンフィルに任せて
時々忘我の状態から抜け出て演奏という行為に立ち戻るような感じ
結局、このCDは所有するに値する演奏のものと言えそう
すくなくともブーレーズのブルックナーや
アバドのブルックナーよりはいい(9番ではないが)
9番はどの演奏が好きか選ぶとなると
クレンペラーの寒々とした(ひょうひょうとした)演奏も捨てがたい
カラヤンの音響芸術としての演奏も悪くない
ドホナーニ第3楽章がいい印象があったし
ショルティも真面目な男が達した境地を表現しているようで嫌いじゃない
シューリヒトは? そんなに自分にとっては印象がない
朝比奈は? 真面目に聴いていないからコメントしようがない
ヴァントは? 8番が良過ぎて、つい、もっとできるはず!と思ってしまう
ところで話は飛んで(ホントに飛ぶなあ)
ブルックナー派の指揮者 フルトヴェングラーのマーラーは
フィッシャー・ディスカウとの「さすらう若人の歌」が圧倒的に良い
ほんとこれは奇跡に近いくらいの演奏
ある意味あのバイロイトの第9に匹敵しそうなくらい
(結局最後はまたフルトヴェングラー礼賛で終わる事になってしまった!
好きなものはしょうがない)