パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

本棚

2010年10月20日 21時48分47秒 | Weblog
秋はブラームス、、、じゃなくて
今日は本の話
つまり読書の秋の方面

確かに本を読むのに良い季節になってきた
何となく集中できるし、、、

ところで最近話題の電子書籍
さて自分はどうか?と言えば
基本的には紙の本の方が良い

紙の手触り、本の装丁がいいというのではなく
所有の喜びがあるからだ

と言ってもビューンで見られるような週刊誌の類いは
電子書籍で充分だし
価格も安いし場所を取らないから消耗品としての本には便利だ

ところがハードカバーの趣味性の高いジャンルの本は
それを読んで理解できたかとか
そもそも読み終えたか?などとは関係なく
手元に置いておきたいものだ

これは「街場のメディア論」にもあったけれど
いつか読みたい本とは(読み終わった本)
いつかなりたい自分を表現しているのであって
本棚にそれらが並ぶ事によって
自分を鼓舞するところがあるようだ

残念ながら自分も今ある本棚の
読み終わった本の内容を
他人に上手く説明できるほど理解していたり
記憶している訳ではない

ただ覚えているのは面白かったか
もう一度読むに値するか
この事だけ

そしてその本を面白いと感じた自分を
「エラいっ!」と
自分で褒めているような
そんな気がしている

本棚を見ればその人の性格が分かる
だから本当は本棚を人に見せる時は気をつけなくてはいけない
ある意味裸の自分を見られる事になるから

ところが政治家の皆さんは案外無頓着に
自分の本棚をテレビに映してしまう事がある
その本の背表紙を見て
「大丈夫かな、この人」
と思ってしまうのは心配し過ぎ?



コメント
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