パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

かわいそうな人々

2017年06月13日 09時28分21秒 | あれこれ考えること

どのくらいの年収の人が幸せを感じるか?
という調査を以前何かの雑誌(ネット)で見た 
例のごとく肝心なことは覚えていないが、一つだけ覚えていることがある
それは、年収一千万円くらいの人が一番幸福感を感じていないという報告だ

このくらいの年収の人は上から下からのプレッシャーがかかるポジションで
ストレスが溜まるということらしい

このくらいの年収の人で(実はよくわからないが)あまり幸せそうでない人たちを
思い浮かべることができる 
それは文科省・財務省のお役人、それと読売新聞の普通の感覚をもった社員の方々
それと、もしかしたら真っ当な感覚を持っている自民党の方たち

彼らは自由にモノが言えない
個人の判断で自分の行動を決められない
自分の行動を決めるのは、その組織内の理屈 
それは法的なものもあれば、まるで空気のような抽象的な雰囲気

民主主義は自由と平等が基本となっているが
この人たちは今「自由」のありがたさを身にしみて感じているに違いない
自分たちが置かれている状態は明らかに異常だと感じていても
精神的なストレスを抱えながらも
今を維持していくほうが無難という選択をせざるを得ない状況は
傍目にかわいそうだ 

外から見れば、思い切って個人の判断(一般的な常識)でエイヤッ!
と行動に出ればと言いたいところだが、
各人の生活を考えるとそれが難しいのも想像がつく

でも、それを変えるのは外の力じゃない
結局は当事者である人たちが自ら乗り越えていくしかない

かわいそうな人たちが、かわいそうなままでいるのか
それとも、自らの心に湧き上がる人間性に従うのか、、、 
自分たちが自ら切り開いた未来こそが、
本当に現実的な力になるものだと思いながら、、
それがなんと難しいことか 

真面目なお役人さん、読売新聞の方々、頑張りどきだ思うのだけれど、、
(本音じゃないことを言わされる、書かされる苦痛はどんなものだろう、、) 

 

コメント
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