パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

まるでエラン・ヴィタール(生命の飛躍)みたい

2017年06月27日 09時13分14秒 | あれこれ考えること

将棋の藤井4段が連勝を続けている
昨日の対戦で、単独一位の29連勝となって
世間は大騒ぎしている

連勝の記録もすごいが彼の年齢が14歳であること
プロになったばかりであること、そうしたことに
驚きの目を持ってしまう

世の中は、不思議な事に同時期に似たような事(若い人の活躍)が起きる
卓球の世界では張本智和くん(6月27日誕生日で14歳)が
世界ランキング一桁の水谷を破って新時代の幕開けを感じさせる
女子では17歳の平野美宇が実質世界一のタイトルを一度手にした
陸上界では18歳のサニブラウンが 100M、200Mで何年ぶりかの2冠を実現した
そしてサッカーの世界では15歳の久保建英が飛び級でU19のなかに選ばれている

まるで一気に新時代の幕開けのような屈託のない勢いを感じる
エラン・ヴィタールが現れたかのようだ
(本質的な意味合いとは違っているかもしれないが) 

しかし、ちょっと変わり者の愛すべき加藤一二三さんは
藤井くんは20までに8段くらいにならないと、平凡な棋士として終わってしまう
可能性を示唆している
それだけ厳しい世界ということだろう
上にあげたアスリートたちも、そのまま伸びるか、どうか、、
本人たちの努力次第とはいうものの、、わけの分からない「運」と言うものの匙加減は
どんなものとなるのだろう
その運命は残酷か、、、それとも最終的には意味あるものか、、 
少しの努力を要せず、それをただ見届けるだけの素人の気楽さだが
それでも感情的に肩入れをすると失望感や挫折感も味わうことになる
そうして時代を感じることになる 

今、時代は漠然と「変化」を求めているように見えるが
日本の膠着化した社会(政治)は、変化するのだろうか、、
 

コメント
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