久々に新城市の産廃についての投稿(別のものからコピペ)
最近、話題になっている言葉がある
それは「2号基準」
何だそれ?
多分、普通の人はそう思う
しかし、産廃企業の悪臭被害で悩む新城南部地区の人とっては
「何だそれ?」と思うもう一つの言葉「買い戻し特約」と同様に
とても無視できない言葉となっている
臭いというものはとても厄介なもので、その感じ方にかなりの個人差がある
おまけに、こちらの方がより重要と思われるが、臭いは物理量なのだが
その臭いの物理量(かたまり)は見えないので、その漂い方、移動がよくわからない
そこで、工場や企業から出てくる捉えがたい悪臭を防ぐために、基準を設けることにした
それが臭気指数ということになるのだが、新城市ではこの臭気指数が
何度か計測しているが基準値以内だと報告している
しかし、被害の声は続いている
どちらかが嘘を言っている、、ような捉え方もされそうだが
これが、臭いの厄介なところだ
ところで、市の計測し発表しているのは「1号基準」というもので
基準には実は3種類が設定されている(1号・2号・3号基準)
「2号基準」という言葉が出てきたのは9月の新城市議会の一般質問でのこと
そこで、今は便利な世の中でネットで少し調べてみると
「1号基準」とは敷地境界域の規制基準
「2号基準」とは気体排出口の規制基準
「3号基準」とは排出水の規制基準
この様に分かれているとあった
この様に分かれているのは臭いという厄介なものを実態に合うように計測するためだ
臭いは温度差で上昇しやすい、排出口から巻き込まれて下方向へも進む、
周辺建物の影響で遠くに運ばれる可能性あり、それから拡散によって希釈される、、
つまり、「1号基準」の敷地境界線だけを計測していただけでは実態を反映していないことになる
先の一般質問ではこのこの言葉が出るきっかけとなった八王子市の例が浅尾市議から紹介されている
これが新城市とよく似た状況で、住民は悪臭が出ていると訴えていたが、計測すると基準値以内との答え
そんなはずはない、、とその計測のことをよく調べてみると発表されて数字は「1号基準」だった
そこで、計測場所を「排出口」に指定して、つまり「2号基準」で判定をしてもらう事になったら
数字は、、アウトで、結局、住民の望む指導がなされることになった
実は、新城市でもまったく知らなかったが一回だけ「2号基準」で計測されていた
基準値は25以下だが、その時の計測値は18から19で問題はなかったとの判断をしたと
質問では答えていた
ここで問題は、そんな大事なことを肝心な地域住民は知らされてなかったということ
そして、それが行われたのはたった一回だけということ(それも被害届けが連発した時期でなく)
正直なところ、これはダメでしょう
聞かれないことは大事なことでも黙っている
被害の声が出ているのに、より現実的な「2号基準」の測定を一回しか行っていない(なんで?)
これでは森友・加計学園みたいに何かを隠していると思われても仕方ない
決して文句を言いたいわけでない
ただ、当たり前に普通の人が望むこと(2号基準の定期的な計測)をしてほしいだけ
そして、そもそも地元住民との臭気指数の感覚の相違はなんだろう?
(どっちが正しいかというのではなく)と真摯に立ち向かって貰いたい
なんと言おうと、悪臭被害にあっている方々は、それが現実なのだから