大学生の一日の読書時間がゼロの割合が5割を超えたというニュースがあった
分別くさく、そうした彼らの未来を憂いたり嘆いたりはしない
そのかわり、もったいないとか損してるのに、、とは思う
お酒を飲まない人や、囲碁を知らない人は人生の楽しみを知らない人だといわれるが
読書の楽しみを知らないのはそれらに匹敵する
本を読むと、勝手に頭の中に浮かんでくるイメージ
実体験をしなくてもしたような気分になれる経験
知らなかったことを身につけていく充実感
何をいわんとしているか、なんとなくわかってくる感覚
それらは、一度手にしたら離したくない楽しみだ
大学時代にこの本と出会った
コリン・ウィルソンの「アウトサイダー」」だ
今、翻訳者の名前をみると福田恆存の名前があって驚いたが、
この本に載っている作家の本をまるでリレーのバトンタッチのように読んだ
その中で、ヘッセと出会ったのは本当に幸運だったと今でも思う
この読書時間について、読まない人の数は増えてるようだが読む人の読書時間は伸びているらしい
おせっかいながら、一言「知らない間に差がついてしまうぞ、、」
でもその前に、本を読まないなんてもったいない