携帯料金の新料金が各社出揃った
だいぶ安くなる感じだが、興味深い調査が出ている
新料金に変更する人と同じくらいの割合で
現状維持のままでいいとする人がいるらしい
この気持はよく分かる
自分はスマホ依存タイプではない
あの小さい画面で見続けるのはしんどいし、通信量が気になるので
Wifi環境のあるところでしかネット利用はしないタイプだ
新料金への移行はネットの申し込みだけに限定されるとか言われているが
そもそもこの料金体系がいろいろあって極めてわかりにくい
契約時には明細は聞いているのだが、現時点では何がなんだか理解していない
だからどの部分が新料金になるとカットされるのか、、と心配が募る
その結果、少しくらいの差なら「このままで、まあいいや!」と投げ出したくなる
(年間すると小さな差ではないが)
これは携帯料金に限らず電気料金、プロバイダ料金についても同様だ
わからないから、面倒だから、とりあえず現状維持にしておこうとしてしまう
フトこれは選挙でも同じかもしれないと想像してしまった
よくわからないこと、面倒なことは、とりあえず現状維持!
これが身についた習性として、良い悪いを超えたところで働いているのではないか
市のことでも国のことでも、少しばかり関心を持って眺めると
知れば知るほど怒りを覚えてしまうことが出てくる
(一方的な批判的視点からでなくても)
その立場の人からすれば、状況を変えるべきだとの結論に至る
ところが、情報に疎い人たちや面倒くさがり屋の人たちは
携帯料金に対するのと同じで、どのみちそんなに差はないから
現状維持でま、良いか!との選択をしてしまう
残念ながら世の中には意識高い系の人はそれほどの確率で存在するわけではない
イノベーター理論にあるような、あるいは通信簿の5段階評価で見られるように
そういう人たちはグラフの左端にいて、その確率は6%くらいだろう
一番多いのは普通の人で、この人達は特に何かに自発的・積極的に取り組もうというよりは
追従型とか現状維持を志向しがちだ
世の中の変化というのは、あるいは変化のスピードというのは
この一番のボリュームゾーンの人たちの行動ににかかっていると思われる
面倒くさい、わからないことが、多くの人が「そんなことは知ってて当たり前!」
という状況になれば、世の中は変わるんだろうな、、と思ったりするが
果たして、そういうときは来るのか