パンセ(みたいなものを目指して)

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新城市はピンチか?

2021年03月12日 10時14分18秒 | 市政、市議会に関することなど

2015年に住民投票、2016年に市長リコールの話題のため、2年連続してテレビの取材のため新城市を訪れた
元タレントの春香クリスティーンさんは「新城市は今ピンチなのですか?」と市長に屈託なく尋ねた。
それに対して市長が何と答えたかは覚えていないが、この問だけは妙に心に引っかかって覚えている。

新城市はピンチだったのか?(今もピンチなのか?)
その頃と、それ以後今までの出来事を並べると判断できるかもしれない。
それらの一つ一つは、新城市だけでなく他の自治体でもよくあることの一つで、大した問題ではないかもしれない。
しかし、こうして改めて問題を並べてみると、無邪気によくあることと眺めているだけではいられない。

●産廃問題(買い戻し特約と条例施行前の許可申請)
●道の駅 「もっくる新城」の膨大な金額の見積もり違い
●新庁舎予定地以外の移転補償費問題(行政訴訟にまで発展した事件)
●市議会議員の関係する企業が当選後、急に市の受注が増えたこと(政治倫理審査会が開かれることになった)
●市議会議員が中心となった地域自治区活動交付金の正当でない受給とその返却
●政務活動費の不正使用の疑い(行政訴訟にまでなった案件あり)
●新城名古屋高速バスの減価償却費についての疑い(現在行政訴訟中)

議会関係では
●議会運営委員長の不信任案の可決
●6人の議員の問責決議案可決

こうして眺めてみると、ずっと問題はいつも起きている
(その一部は本質的には単なる喧嘩に過ぎないと言えないことはない)
ただこうした事実は、多くの人の知るところではない
上に挙げた事柄をどれだけの人が、他人に説明できるくらい知っているか?
といえば、圧倒的に少数者しかいない

なぜ、知らないか?
そもそも知る気があるのだろうか
と、根本的な疑いすら覚えてしまうが、こうしたことは新城に限らず
どこでも見られることかもしれない

もし知ったならば、ぼーっと生きてんじゃなかった!
と自覚するに違いないと信じたい身とすれば、なるべく多くの人に実態を
知ってもらいたいと思うが、現実にはこれがなんと難しいことか

いずれにしても、自分たちの問題は自分たちで解決するしか無い
どのようにすれば、自分たちの問題として捉える人が多くなるのだろうか
(上から目線と、意識高い系の説教気味の広報は、きっとよくないと思うが)






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