パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ボローニャ戦(本田とターラブトとバロテッリ)

2014年02月15日 19時27分29秒 | サッカー
まずは男子フィギアスケートの羽生の金メダル
良かった良かった、というところ

で、今回もその話題ではなくスカパーで見た
ミラン対ボローニャ戦の感想
胃腸炎から回復した本田の様子見を中心に

前回のトリノ戦はイタリアのメディアも
ケチョンケチョンに批判していたが
確かにそう言われても仕方のない内容だった
ボールは来ないし、ボールを取られるし

そうする間に新加入のターラブトが前の試合で
いきなり得点で存在感を示したから
本田にしてみれば名誉挽回といきたいところだが

相変わらずボールは左サイドを中心に廻って
本田になかなか回ってこない
いい悪いを判断しようにもボールが来ないことには
判断は難しい

だが前回よりはミスが少なく
まずまずといったところか
ところがターラブトが若々しく前に仕掛けるドリブルで
存在感と有効な攻撃をするものだから
比較すると目立たない感じ

本田が少し可愛そうなのは右サイドバックのデ・シーニョが
ちょっといろんな面で冴えないこと
本田が上手く使っても
クロスは相手に簡単にぶつけてしまうし
守りもそんなにうまい感じがしない
ミランの守りはイマイチが続きそうな雰囲気

本田はあくまでも比較上だけれど
個の能力で縦に勝負するというより
シンプルに人を使ってパスを主体に攻撃する事が
このチームの中では上手い気がする
ターラブトは入ったばかりのハイテンションが今は上手く
機能しているが、相手も慣れてきた時果たしてどうか?

ただボールの持ち方、キレ、バランスの良さは
これからもやっていけそうと充分思わせる
まるで若い頃のストイコヴィッチみたいな感じ
ストイコヴィッチの方がもう少し長い距離のドリブルする
傾向があるけど

今の感じではロビーニョよりはずっと良さそう

今のミランはまだ個人の力頼りのようだ
ナポリがミランより上にいるのはチームになっていたからだ
といっても、この試合を決定づけたのはバロテッリの
笑ってしまうしかないとんでもない一発

これには正直驚いた
やっぱり化け物的な印象
彼は若いイブラヒモビッチみたい
身体能力、やわらかな足元などそっくり
そして変人ぽいところも瓜二つ
で、この二人自分は大好きなんだが

本田は今回はそんなに悪くはなかったが
目立ちもしなかった
それより心配はなにかおとなしくなってしまった
みたいに見えたこと

彼の場合いつも順調に物事が進んできたわけではないので
このような状況も想定内だろうし
それを乗り越える精神力も有るだろうから
できる事ならそれを早く発揮してほしいと言ったところ

守りの厳しいイタリアのサッカーに慣れることは
日本代表にとっても良いことだから
早く慣れてほしいものだ
そしてなんでもいいから早く得点という結果を出せればいいのだが


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