パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

紫の上(源氏物語の登場する人気の女性は?)

2022年01月16日 17時15分39秒 | 徒然なるままに

読んで良かったと思えるのが源氏物語
もちろん現代語訳だが、ストーリーのみならずその時代背景が面白い
これは「源氏物語解剖図鑑」ですっきり纏められて
暇つぶしに眺めることができる

ところで源氏物語に登場する女性の中で誰が好きか?
とのアンケートが行われた
自分は参加しなかったが答える権利があったなら「紫の上」と答える

光源氏が藤壺に似た少女を、自分好みの女性に育てたのだが
彼女は子どもを産めなかった
かわりに明石の君の子どもを育てた

おっぱいから乳が出ないのに赤ちゃんに乳を吸わせるところは
かわいそうやら切ないやら、、感情移入して
光源氏の残酷さに怒りを覚えそうだった

可愛そうだった、、
それが彼女を推したい気持ちに拍車をかける
想像上の人物だが、幸せだったか?と気になる存在だ

藤壺も気になる存在だ
お母さんの桐壺に似ていてマザコンの光源氏が
やっちゃいけないことをやってしまった(不義の子を生む)のだが
その罪悪感とそれから開き直るところが、女性の強さを感じさせる
それは人の成長を感じさせる

特異なキャラクター(物の怪として活躍する箇所がある)の六条御息所もなかなか魅力的だ
特に娘を伊勢の斎宮に送るあたりからは、藤壺と同様に成長(気持ちの持ち方の変化)
を感じさせて、その気持も理解できる

ということで、紫の上、藤壺、六条御息所が好きかな
あとは朧月夜も好きかもしれない、、夕顔よりも、、



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レスポンスがあったツイート | トップ | プログラムと同じ曲を聴いてみた »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

徒然なるままに」カテゴリの最新記事