去年は屋根とカーポートに被害があったものだから、今年の台風は少しでも風音がすると不安になるのだった
テレビで各地の被害を見るにつけ、今年の我が家は一安心と言いたいところだが
朝一番、「おーい、萩の木が一本折れているよ」の声があがった
眠たい目とはっきりしない頭で庭に出てみると、なるほど萩の木は可愛そうな状態
夏の時期に水遣りするときも、萩の木は葉がしっかり茂って頭が重くなっていた
木のトンネルができて、木漏れ日が気持ちいい反面、このようなことがあるだろうなとは想像できた
こうして実際にこの光景を目の当たりにすると、失望感が襲ってくる
これでお気に入りの形の良い雑木林の庭なのにバランスが崩れる、、、
でも一番落ち込むのは、生きているものがその生命を失うことになったことへの悲しい感情
萩はせっかく頑張って大きくなってきたのに、、
萩の木は折れたところから鋸で切って、生き物から単なるモノに変わる
植物はたくましいから、そのうち復活するかもしれない
隣のアズキナシの木もどん底から復活したのだから、、
可愛そうな萩の木
同居人は細かな枝が出すぎて嫌い!と言ってたが、
生きてるものがこうなってしまうと、少しばかり精神には良くない