れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ハゼノキ(黄櫨)の実・ラクウショウ(落羽松)の実・ムラサキシキブ(紫式部)の実・ジョロウグモ・カラスウリクキフクレムシ・アカボシゴマダラ・何かの虫?俳句鑑賞

2024-11-22 09:40:40 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞


ハゼノキ(黄櫨)の実
 <ウルシ科ウルシ属>
山野に生える落葉高木。
葉は奇数羽状複葉。雌雄異株。
小葉は4~6対ある。
今は、紅葉が綺麗です。


核果は、直径1センチほどの扁球形で、果皮から蝋をとる。





ラクウショウ(落羽松)
 <スギ科ヌマスギ属>
落葉高木。
沼地や湿地で、気根が発達する。
球果は、卵状球形。




今は紅葉が美しい石神井公園にて。

<プチ日記>
ゆみこさんの絵画展を見てから、
石神井公園を散策。
入口のボート池側には、誰も拾わない銀杏が・。
食べる分だけ拾って、ビニール袋に入れる。
大好きなハゼノキに実がなつて、紅葉していた。
途中のラクウショウ(沼杉)の黄葉も美しかった。


イチョウの黄葉


公園の三宝寺側の池のわきのイイギリも赤くなっていた。




鯉に餌をあげているおじさんがいて、
鯉よりバンが集まってきた。


カワウも💛


※昆虫コーナー

栄養満点ジョロウグモ


※カラスウリクキフクレムシ
にやられたカラスウリの茎


息絶えていたアカボシゴマダラ


何だか解らないけれどたぶん・💛


何虫かな???

《俳句鑑賞は冬の季語海鼠(なまこ)》
海鼠腸(このわた)とも使う。



このわたこのこうたかたのひと日了ふ    島崎 季子

    句集「封蝋」より
           季子さん、掲載させていただきました。

     この場合の「このわた」が海鼠腸(このわた)かどうかは、
            お聞きしないまま、調べが面白くて気に入っています。💛

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ノコンギク(野紺菊)・リュウノウギク(竜脳菊)・オオウンモンクチバ・クワコの繭・ウラギンシジミ・俳句鑑賞

2024-11-19 15:59:19 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


ノコンギク(野紺菊)
 <キク科シオン属>
野や山に普通に生える多年草。
葉はざらざらしている。



花は淡い紫色で茎の先に多数つく。



リュウノウギク(竜脳菊)
 <キク科キク属>
日当たりのよい山地に生える多年草。

葉は互生、卵形で3中裂し、香りがいい。


舌状花は白色で、のち淡い紅色を帯びる。


<プチ日記>
ゆみこさんの絵画展

いつも、たくさんのお客様がいらっしゃって、
賑やかそうなので、お昼過ぎに石神井公園に行く途中で
寄らせていただく。
先日、パツタリ!石神井公園で出会ったばかりだ。
その出会いの確立は、どうしたってなんだか不思議な気がしてならないのは、
私だけではない気がした。
ゆみこさんとは、これからもそっと寄り添わせていただきたいと思いました。


gooの虫仲間のご縁から、ブログで出会い、
お付き合いさせていただいています。
今回で2冊目の絵本ですね。

虫たちが生き生きと愛らしく描かれているので、
絵本にっこりしちゃう「虫のかお!」
1冊、購入させていただきました。



前回、お願いしておいた「アカボシゴマダラのブローチ」は、
忘れずに、
譲っていただきました。
一生、大切に致しましょう。
展覧会は、今日まででおしまいですね。

お疲れ様でした💛


※昆虫コーナー

※オオウンモンクチバ
オオの割には小さな蛾です。


※クワコの繭
もう、でていたかもしれません。
それとも繭で、冬越しかな?


※ウラギンシジミ


※アカボシゴマダラは、よく見つけます!
探してみてね♪


※我が家のアカボシゴマダラは、脱皮殻とともに、
スカートをなびかせたような形の蛹になりました。
蛹で冬越しするつもりかしら?
去年は、幼虫での冬越しでしたが。

  《俳句鑑賞は冬の季語白鳥(はくちょう)》
鵠(くぐい)・大白鳥(おおはくちょう)・白鳥来る・などと使う。


  白鳥の座標はつねに無国籍    栗原 かつ代

  句集「母は水色」より

 

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ノブドウ(野葡萄)・ホトトギス(杜鵑)・オカワカメ(丘若布)・ウスミドリナミシャク・ニトベエダシャク・俳句鑑賞

2024-11-15 08:18:45 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


ノブドウ(野葡萄)
 <ブドウ科ブドウ属>
落葉つる性。
葉と対生して2又に分かれた巻きひげがある。
葉は互生し、円形で3~5裂する。


果実は直径6~8ミリの球形で、淡緑色から、紫色を帯び、
白や紅色や、紫色、青色など変化があり美しいが食べられません。





▲ホトトギス(杜鵑)
 <ユリ科ホトトギス属>
山地の半日影や湿り気のある崖などに自生する。
葉は互生し、長楕円状披針形で軟毛がある。


花は径,2,5センチほどで、漏斗状の鐘形。
花被片にある斑点を杜鵑(ほととぎす)になぞらえてこの名がある。

<プチ日記>
もうひと月以上前に、高尾駅でストックの片方を忘れた。
JRの高尾駅に電話が繋がらない・・高尾の警察に連絡して、
飯田橋の遺失物センターに届くまで待った。
遺失物センターは、結構人が待っていたが、無事に私のストックは、帰ってきた。
主人が用事で淡路町付近に来るので、
ランチで藪そばを食べようと言う事だったが、
お休みだったので、近くでまぁこちらも有名なお蕎麦屋で、
外人さんが数名並んでいたが、お腹もすいた事だし、
私は、にしんそば、主人は天ぷらそばにビールとお酒とおつまみ。
近くを散歩して帰宅する。

蕎麦屋


懐かしいニコライ堂

※昆虫コーナー

※ニトベエダシャク


※ウスミドリエダシャク


※見つけた!セスジスズメ


愛らしいアカボシゴマダラ♪
食欲旺盛で、このまま蛹になって、冬越しするのかも♪


※わが家のオオスカシバの蛹
  冬越しするか?


《俳句鑑賞は冬の季語鮟鱇(あんこう)》
鮟鱇鍋(あんこうなべ)とも使う。



小川町のあんこう鍋屋

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる  加藤 楸邨


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サネカズラ(実葛)の実・ヤマハッカ(山薄荷)・キジョラン(鬼女蘭)の実・キジョランの葉裏・アカボシゴマダの幼虫・キタテハ・俳句鑑賞

2024-11-12 09:19:29 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


サネカズラ(実葛)
 <マツブサ科サネカズラ属>
別名ビナンカツラ(美男葛)
山野に生息する常緑つる性。
万葉集や古事記にもさねかずらとして登場する。
葉は互生し、長楕円形または長卵形。
雌雄異株。
球形の赤い果実は美しい。






ヤマハッカ(山薄荷)
 <シソ科ヤマハッカ属>
多年草。

葉は卵形で、枝先に長い花序をだし、
青紫色の小さな花を数個づつ数段につける。








キジョラン(鬼女蘭)の実
 <キョウチクトウ科キジョラン属>
常緑で多年草のつる草。
葉は柄があり、円形で先がとがる。
割れた時の姿の白い綿毛についた種が飛ばされて、運ばれる。
その姿を鬼女に見立てた。
(高尾山に行くとよく見られる。)



キジョランの花


ほんの少し、綿毛が覗いています。


センリョウ(千両)


カラタチバナ

《プチ日記》
高校時代の友人と目黒の自然園に出かけた。
先日掲載したので今回は省くが、
大好きなシオデの実が黒くなっていたし、

ツリフネソウの実が触れると鳳仙花のように弾けた。
武蔵野公園まで足を延ばして、キジョランにアサギマダラの幼虫を探したが、
明確ではない。(昆虫コーナー)
隣の美術館でランチをとって、たくさん楽しいおしゃべりをして、
久しぶりに庭を散歩して、また会う約束をして別れた。


美術館の池の水がインク色だったのが不思議でした。


※昆虫コーナー

※キジョランの葉裏ですが‥よく解りません・・。


※キタテハかな?




※アカボシゴマダラの幼虫



※カラムシの葉裏の幼虫


 《俳句鑑賞は冬の季語枯木(かれき)》
裸木(はだかぎ)・枯木立(かれこだち)・枯木山(かれきやま)などと使う。

画像は関係なしのムカゴです。


   握り飯食う枯枝に帽子かけ   西東 三鬼


コメント (4)
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イイギリ(飯桐)の実・アケビ(木通)の実・アキノウナギツカミ(秋鰻掴)ルリタテハの幼虫・オオスカシバ蛹・俳句鑑賞

2024-11-10 11:43:16 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


イイギリ(飯桐)の実
 <イイギリ科イイギリ属>
山地に生える落葉高木。

樹皮は灰白色、葉は互生し卵円形。


野川公園のイイギリの木は、ちょうど小さな坂になっていて、
写真を撮るには都合がいい所に、実がなっているのが嬉しい。


クロガネモチ(黒鉄黐>
 <モチノキ科モチノキ属>
常緑高木。つい先だってまでまだ実が橙色だったのに、
一気に赤くなってきた。
赤い実なのに黒鉄黐(くろがねもち)なんですよね。


アケビ(木通)の実
 <アケビ科アケビ属>
今年ほど、よく実っているのは、未だかって見た事が無い💛
今年は豊作ですね。
山野に生え、葉は掌状複葉。
小葉は5個ある。
果実は楕円形で熟すと裂けて、食べられる。


本当は、戴いて帰りたいくらいでした。


ムベ(郁子)の実
 <アケビ科ムベ属>
アケビによく似ているが割れない。


▲アキノウナギツカミ
 <タデ科タデ属>
水辺や湿地に群生する。
葉はよく枝分かれして、上部は立ち上がる。
葉は茎を巻き披針形で長さ5~10センチ、先が矢じり形になる。
茎に触れると棘があって痛い。


そうは言っても・・ウナギはつかめないでしょうね♪

※昆虫コーナー
だんだん寒くなって、虫に出会えなくなってきました。


※ウスカワマイマイ


※フシグロヒョウモン


これ・・ジョロウグモなんです・・。


※オオスカシバは蛹化します。

《俳句鑑賞は秋の季語紫式部(ムラサキシキブ)》
 紫式部の実・実紫(ミムラサキ)・白式部(シロシキブ)などと使われる。


うしろ手に一寸紫式部の実    川崎 展宏


コメント (2)
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シロヨメナ(白嫁菜)・ヤクシソウ(薬師草)・ヨコズナサシガメの幼虫・アオスジアゲハの蛹・クサギカメムシ・カメムシの卵・俳句鑑賞

2024-11-06 07:59:34 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


シロヨメナ(白嫁菜)
 <キク科シオン属>
山里の林内に咲く。
葉は長楕円状披針形。
キク属と違い葉裏に毛が無く鋸歯が鋭い。
葉に三脈がめだつ。


頭花は、舌状花で白色、時に薄紫色を帯びる。


花がユウガギクなどと違い、まとまって咲く。




ユウガギク(柚香菊)
 <キク科シオン属>
日当たりのよい草地に咲く。
シロヨメナと違って花はばらけて咲く。
葉も短く鋸歯が深く切れ込む。



ヤクシソウ(薬師草)
 <キク科アゼトウナ属>
名前の由来は薬師如来信仰や、食べると苦いため薬効があるように思われたが、
そうでもないらしい。
茎につく葉は互生し、基部は茎を抱く。
茎や葉を傷つけると白い乳液が出る。


茎や葉の付け根に、12個前後の黄色い舌状花がぐるりと並んだ花をたくさんつける。

 野川の観察会だった。
植物園の中はまだ、未整備中で見たい花に会えない
通せんぼが多かったのが残念だった。
あえて言えば、
今年ほどアケビの実が見事になっている年は無かったと思う。
次回にアケビの実を記載いたします。(#^.^#)
ついでに、初めて見たキノコのオニフスベ
見た目は、岩か・石か・泥の塊のようなのに、
触ってみたら、海綿体(スポンジ)のように柔らかくて、
吃驚しました!


オニフスベ
本来は、卵形に近い白色のきのこです。
成熟が進むと、褐色になります。
触れると、海綿体のスポンジのようでした。
ちなみにふすべは昔のこぶのことを言う。




※昆虫コーナー
<虫の嫌いな方は要注意>


※クスノキにアオスジアゲハの蛹
(でも、もしかしたら寄生されているかもしれません)


※ヨコズナサシガメの幼虫
毎年、同じ場所に発生する。
刺されると痛いそうなので要注意


※クサギカメムシ


※キバラヘリカメムシの卵かな?
(マユミの木の葉にいました。)


※イトトンボ
見えずらくてごめんなさい。


※アカボシゴマダラの幼虫
さて?見つけられるかな?(#^.^#)

       俳句鑑賞は秋の季語色なき風》
風の色・素風(そふう)などとも使う。

またひとり色なき風の遍路かな     中谷 喜美子


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シオデ(牛尾菜)の実・サネカツラ(実葛)・ヤマボウシ(山法師)・オオスカシバの幼虫・キタキチョウの幼虫?サツマイモの葉にヨツモンカメノコハムシ・俳句鑑賞

2024-11-03 07:12:24 | 木の実と昆虫と俳句鑑賞


シオデ(牛尾菜)の実
 <ユリ科シオデ属>
巻きひげがあり、他のものに巻き付いて伸びる。
葉は互生し、葉先が三角形状の卵状楕円形。
雌雄異株。


液果は、直径1センチほどで、6~12個ほど密に球状につけ藍黒色に熟す。



ビナンカツラ(美男鬘)
<モクレン科サネカズラ属>
赤い液果が球状につき、美しい。




ヤマボウシ(山法師)の実
 <ミズキ科ミズキ属>
山野のヤマボウシの実は、上を向いて赤い実をつける。
これは、たぶん園芸種のヤマボウシの実だと思います。




ムベ(郁子)の実
 <アケビ科ムベ属>


アケビ(木通)の実
 <アケビ科アケビ属>
S公園で、元気にアケビがなっていました。
帰りにもう一度見ようと思っていたら、もうどこを探してもありませんでした。
皆で楽しむ公園で個人の持ち帰りはやめましょう。
アケビを見るたび、アケビコノハを探している。
いまだ、お会いしたことが無い。


▲シマダイダイ(縞橙)
 <ミカン科ミカン属>
お散歩途中で出会った、ちょっとオシャレな縞模様の入ったダイダイみたいです。



※昆虫コーナー
<虫の嫌いな方は要注意!>

わが家のメドハギで育っているキタキチョウの幼虫?


お散歩途中のサツマイモ畑の葉が、見事に食われていました。
※犯人は?ヨツモンカメノコハムシ(近頃、よく出会います)


同じサツマイモの葉にいたのは、モンシロチョウの幼虫?かな


※クチナシの葉にいたオオスカシバの幼虫



家で育てているオオスカシバが褐色になったので、
新聞紙をちぎって昆虫籠にて育てている。


飯田橋で出会ったオオスカシバの太った幼虫?




《俳句鑑賞は、秋の季語小鳥来る》
  小鳥でも秋の季語です。



  小鳥来て午後の紅茶のほしきころ   富安 風生 








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