ニガクサ(苦草)
シソ科ニガクサ科
小さな目立たない花で、
ニガクサ(苦草)の名に似会わず
葉や茎を噛んでみても苦くはない。
野や山の水辺など湿ったところに
生える多年草。
石神井公園の三宝寺池の一番奥の水際と
山の斜面に毎年咲く。
地中に走出枝があり、
高さは30~70センチになる。
大分、咲き終わりに近かった。
薄紅色の小さな花を山野の半日蔭に咲かせる。
上唇は小さく二裂、下唇は三裂して
中央から大きく長く突き出る。
葉は対生。
縁に鋸歯がある。
似たものにツルニガクサがあり、
萼にこまかな腺毛が密にはえることで
区別する。