◆多忙につきコネタ
本日も多忙につきコネタです。本日の記事は、もともと第二北大路機関(http://harunakurama.blog10.fc2.com/)用に蓄積していた写真群のなかからの掲載。
航空自衛隊が輸送機として運用しているYS-11中型輸送機。京都から少し離れて、大阪、特に大阪城や新大阪駅なんかでは、意外なほど低く伊丹に向かう旅客機が降りてくるので驚かされる。一方の京都市上空には、なにぶん近くに空港が無いので旅客機は飛行機雲を描くほどの高度のもの以外はなかなか見ることが出来ない。
代わって京都上空でみかけるのは自衛隊機。戦闘機などはさすがにみることは無いものの、注意深く耳をすませば、ロールスロイス社製ダートエンジンの響きが聞こえてくることは多少ある。紅葉のときなどは、いつもよりも低く飛んでいるようなきがするのは気のせいだろうか。
さて、日本国内のエアラインからは引退して久しいYS-11であるけれども、航空自衛隊、海上自衛隊では適当な後継機が無いことと、さらに国内エアライン用の予備部品の備蓄が十分にあることも手伝って、まだまだ現役で飛行している。他方で、YS-11の後継となる国産機は、MRJが構想段階であるのを除けば、長い期間、空白期が出来ている。航空機の技術では、まだまだ先進国と言えない象徴のようにも思える次第。
HARUNA
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