三重県立美術館『アジアをつなぐ 境界を生きる女たち 1984-2012』を観てきましたが、
どちらかというと、併設されているレストラン/ミュゼ ボン・ヴィヴァンで
この企画展に関連した特別ランチ(2,500円)のほうに興味あり(笑)。
【期間限定】特別ランチ
アジアの女性アーティスト展
アジアをつなぐ-境界を生きる女たち 1984-2012
―母性の象徴、生命力に満ちた乳房をモチーフに―
まずはトマトに詰めた小海老のカクテル 乳房仕立て
ココナッツミルクとカレーの冷たいカプチーノ。
皿もしくはココナッツミルクが女性のおっぱいで、
トマトが乳首というところでしょうか。
トマトを切ってみると、小海老とサヤエンドウなどが。
事前にメニューを知っていたのでさほど驚かなかったですが、
知らなければちょっとビックリな演出ですね。
スタートとしてはさっぱりとした感じで食べやすかったデス。
同時に出されたのが2種類のパン。
左は普通のバゲットで右は甘いパン。
ワタシ的には左のほうがさっぱりしていて好み。
後ろは粗塩入りのオリーブオイル。
メインは鴨の胸
トロピカルフルーツとコリ アンダー、アーモンドをのせてロースト
鴨の “胸” 肉というところがテーマ繋がりというところでしょうか。
トロピカルフルーツはロースト前に鴨肉に塗られていたそうで。
ソースは赤ワインとポート酒を使ったもの。
酸味があって、さすがにレストランのソースという感じ(笑)。
添えられている野菜がむしろ美味。
ハナビラタケ、間引きニンジンの天ぷらは絶品。
ほかにチンゲンサイ、大葉の素揚げ、ブロッコリー(たぶん)。
デザートは~ガトーおっぱい~
エキゾチックな果実のムース
鈴木牧場のホエー(乳清)の寒天とともに
ピナリー・サンピタックスタイル。
本当はややふくらみのある円筒形の陶器がデザートの上に
かぶさっていたのですが、サービス係の方が回収してしまったので
撮影することができず・・・(悲)。
写真ではわかりづらいですが、キウイやクラッカーが
下に添えられています。甘すぎず、イイ感じ。
締めは珈琲または紅茶。
ワタシはトアルコトラジャコーヒーを選択しました。
値段的にはランチとしてはリッチですが、こういう見立てのある
料理なら、それ相応の価格だと思います。楽しめました。
(クリックで拡大)
久しぶりに三重県立美術館へ。正直なところ、特別観たかったわけではなかったのですが、
併設レストランで同展に関連した特別メニューが食べられるということで観ることに。
三重県立美術館のサイト:アジアの女性アーティスト展 アジアをつなぐ―境界を生きる女たち 1984-2012
内容は女性というジェンダーに起因した差別、因習に対する感情を表現した作品が多く、
それはそれで否定できないことなのだけれど、女性に生まれた喜びを表現する作品はなく、
結果的に重い内容の展示内容でした。