映画『武士の献立』を観てきました。
公式サイト:映画『武士の献立』12月14日(土)全国ロードショー
ストーリーは公式サイトに出ているので省略。
ワタシは予告編に惹かれて観ようと思ったのですが、コミカルなイメージの予告編と違って
実際の映画では加賀藩のお家騒動に絡む結構血なまぐさいシーンがあってさほどコミカルでなく・・・。
見どころの料理も前半では「鶴もどき」のくだりや鮒(フナ)の刺身対決のあたりは面白かったのですが、
後半の加賀藩の饗応料理はストーリー重視であまり詳細な料理の説明がなく、ワタシ的には残念。
再婚となる主人公の春(はる)役の上戸彩、よく演じていると思うのですが、夫の定信から何度も「古狸」と言われるものの
スレンダーな容姿からはとても「古狸」というイメージが湧きません(笑)。どちらかと言えば「古狐」のほうがピッタリでは?(笑)。
「古狸」という言葉が連発されなければ、十分、役をこなしているだけに残念。「古狸」を連発するなら
もう少しふっくらした女優をキャスティングすべきだったのではないかと思いました。
ほかのキャスティングはなかなかよかったと思います。特に舟木伝内役の西田敏行は重いエピソードがあるなか、
独特のキャラクターで雰囲気を和らげていました。
こんな感じで★3つ。