久しぶりに映画を観に行きました。『ちはやふる 上の句』。
公式サイト:映画『ちはやふる』公式サイト(上の句)
この映画、興味はあったのですが、上の句と下の句(前編/後編)の
2部構成になっているので、2回行くのが面倒だな・・・と。
でも下の句の公開が近くなったので、重い腰を上げました(笑)。
この映画に興味を持った理由は広瀬すずが主役だから(爆)。
ま、半分本当ですが、いつぞやは裏方スタッフを馬鹿にするような
発言があったようで、ちょっと引いていたのですが、
それでもカワイイことはカワイイ!(笑)。
もう一つの理由は高校生の競技かるたというマイナーなジャンルの話だから。
ワタシ自身は百首を暗記しようなんて気がまったくなく、
十首ぐらいを覚えているだけ。
母は子供の頃、ほかに遊ぶことがなかったからか、
全部覚えているみたいですが。
あと覚えているのは、読み札の「蝉丸」。
お坊さんなのに一人だけ帽子(?)をかぶっているので(笑)。
もう一つは「法性寺入道前関白太政大臣」。
名前が漢字で12文字と一番長いので(笑)。
詠んだ歌は覚えてません(爆)。
さて、本作のストーリーは高校生になった主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が
ゼロからかるた部をつくり、東京都予選に挑むというもの。
かるた部の5名がそれぞれ個性的で面白い。
あと、千早が小学生の頃、一緒にかるた取りをしていたが
福井県に引っ越していった綿谷新(真剣佑)も絡んできます。
千早のストレートな行動が爽やかで、競技後に白目をむいて気絶するところがコミカル。
かるた部5人が山登りして「田子の浦に うち出でて見れば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ」(山部赤人)という歌を詠み、
千年前の人が見たのと同じ風景を見ていることに感動するシーンに
ワタシもちょっと感動。
マイナーなジャンルなので、百人一首/競技かるたについての解説もアリ。
知らない人は知識を得ながら楽しめます。
ストーリー展開が面白く、ドリンクを飲むのを忘れて見入ってたまま、
映画が終わってしまいました(笑)。
エンドロールのあとには下の句の予告編が続くので、最後まで観ましょう。
評価は★4つです!