京都出張初日の晩メシはホテルにチェックインした後に出かけるのが面倒だったので、
行き当たりばったりで、京都駅地下ポルタ内『フレンチ酒場 Gold』で。
隣に三重県の食材を使った料理店『三重人』というのがありましたが、
三重から京都に出張で来て、三重県の料理はさすがに無い(笑)。
ドリンクとお通しがマストというシステムで、そのあとはワタシの嫌いなQRコードからのネット注文。最近慣れたけど。
ドリンクは「なみスパ(なみなみスパークリングワイン)白〜辛口〜」(418円)と豚肉のリエット(バゲット付き)(385円)。
「なみスパ」って何?と思っていたら、グラス一杯にスパークリングワインを注いでくれて嬉しいのだけれど、
カウンターの奥側で注がれるので、そこから手前まで移動させるのに神経を使ってイマイチ。
日本酒みたいに枡や小皿にグラスを入れるとかしてくれればいいのに・・・。ワインの味は悪くなかったデス。
リエットはバゲットに別添えになっていましたが、バゲットが湿気ないための配慮かな?味はそこそこ。
前菜盛り合わせ(1,628円)。
そこそこの大きさの皿にてんこ盛り(笑)。最近 野菜を摂っていないワタシにとってはナイスなチョイス。
しかもそれぞれの料理が美味! 右上のカポナータはビスクソースの風味が感じられ、絶品。
その下の海老とアボカドのカナッペはバゲットがカリカリでいい食感。
左上のニンジンの細切りサラダには何かのハーブの種が和えてあって、いいアクセント。
「なみスパ(なみなみスパークリングワイン)白〜辛口〜」がなくなったところで、
「なみスパ(なみなみスパークリングワイン)赤〜甘口〜」(418円)。
コチラはあまりワタシ好みではありませんでした。元々 赤はそんなに好きではないのですが。
瓶内発酵したスパークリングではなく、フツーの赤ワインに炭酸後入れしたような感じでした。
低温鶏レバーのカルパッチョ(660円)。
カウンターの前が冷菜類を盛り付ける担当の人で、ちょうどこの料理の盛り付けを見ていたら、
あらかじめバットに並べてあった鶏レバーを皿に盛り、塩胡椒・オリーブオイル・チーズ・パセリを振り、
周りにバルサミコ酢ベースと思われるソースをかけて完成という流れ。
食べてみたら、バルサミコ酢ベースと思われるソースがちょっとワタシの口には合いませんでしたが、
鶏レバー自体は悪くなく、ソースが違えばなぁ、という感じ。
締めは鶏肉かぶりですが、鶏ポルチーニのクリームソースパスタ(1,298円)。
注文して10分立っても供されないのでスタッフさんに確認してもらったら、
オーダーは通っているけれど、遅れているとのこと。本当かどうかわからないけど。
その後、数分で供されました。クリームソースパスタと言うよりはスープパスタのスープ少なめといった感じ。
食べ始めて気づきました。このパスタ、フェットチーネあたりの平打ち麺のはずなのに、スパゲッティが!
一体どういう作業工程をすれば、このような合い盛りパスタが出来上がるのか!?
一応、スタッフのおねーさんには見せて軽く苦情を伝えました。
さらに、平打ち麺はくっついて固茹でになっているのが2つありました。これは苦情を伝えなかったけれど。
ソースの味は悪くなかったけれど、正直、この料理はないわ!というモノでした。
とは言え、食材に罪はないのでソースまでキッチリ平らげました。
会計の時、パスタのクレームをしたからか、女性スタッフ以外に店の責任者っぽい人も横にいましたが、
特に何も言わず、既定料金を支払って店を出ました。下手なことを言うとクレーマーになってしまうし。
その代わり、事実は事実として、ここで書かせてもらいます。パスタ以外は悪くなかったんですけどね。