ひと月ほど前にSNSで案内が流れてきた鈴鹿医療科学大学の市民公開講座・薬膳ランチセミナーに参加してきました。
講座・セミナー自体は事前予約制(無料)で、薬膳ランチセミナーの薬膳弁当は1,500円。
大学に行って講義を受けるなんて40年ぶりぐらいかな?(笑)。
10:40~11:40 市民公開講座【紅麹って本当に危険なの?】
東京大学 名誉教授 唐木 英明 氏
12:00~12:30 薬膳ランチセミナー【心も体も温まる健康薬膳】
日本薬膳学会 代表理事・鈴鹿医療科学大学 副学長 髙木 久代 氏
(午後は学術総会・薬膳パーティーが専門家向けで開催)
主催者の説明では、市民公開講座は今回9回目で、年々参加者が増え、今回230人ほどとのこと。
ワタシが見た感じでは、30歳未満はゼロで、40歳代がチラホラ、50歳代もさほど多くなく、60〜70歳代がほとんどではないかと。
ワタシは薬膳ランチセミナー目当てだったので市民公開講座にはあまり興味なかったのですが、
唐木 英明 氏は小林製薬の紅麹サプリの件でTV局に引っ張りだこだった方のようで。
ご自身で「1日5局を回った時もありました」と自慢。
【紅麹って本当に危険なの?】の趣旨は、紅麹自体は問題ないが、
小林製薬は最初の培養段階の管理が悪くて青カビを発生させてしまったのが原因と断罪。
小林製薬は今もお詫びCMをTVで流していますが、ワタシはネットで流布している陰謀説を支持。
ちなみに陰謀説とは、コロナワクチンの薬害で亡くなった方の死亡原因を小林製薬の紅麹サプリに押し付けたというもの。
小林製薬は企業献金もせず、健康にいい製品を発売しているので、
海外の薬品メーカーから目の敵にされており、ターゲットとなったと。
ワタシが陰謀説を支持するのは、紅麹サプリが消費者庁ではなく厚生労働省が主体になって原因究明しようとしたこと。
同サプリを摂取して亡くなった方は11月3日時点で125人とされるようですが、うち43人は明確な関連性はないとのこと。
読売新聞オンライン:小林製薬、紅麹サプリ問題巡る特別損失は計101億円に…12月期の業績予想を下方修正
むしろ、コロナワクチンの薬害なのではないかとワタシは思っているのですが、
メディアではコロナワクチン接種の有無については一切報道していません。
コロナワクチンによる死亡者は厚労省が認めただけでも900人を超えており、
実際ははるかに多いのではないかと言われています。
こちらについて厚労省は表立ってメディアで情報を提供しないのに、小林製薬は徹底的に叩かれました。
それはともかく、唐木 英明 氏の講演内容は
・紅麹って本当に危険なの?
・長寿日本の問題
・食品の機能
・健康食品(サプリ)とは?
という構成で、わかりやすいと言えばわかりやすい内容。
ただ、プレゼンスライドはチープ。大学の先生は人に見せることにはあまり手間をかけないようで(辛口評価)。
講演の最後にご自身が「実践していること」や「気にしていないもの」についても語っていましたが、
「気にしていないもの」が食品添加物・農薬・加工食品などで、ちょっとゾッとしてしまいました。
なお、講演の前に比例復活当選した(←イヤミ)自民党の 川崎 秀人 氏(総務大臣政務官)が挨拶していて、
「あぁ、唐木 英明 氏はやっぱりそっち系(政府側)の人なのね」と思った次第。
講演が終わった後は、お待ちかねの薬膳ランチセミナー。
薬膳弁当を購入した人はそれを持って別教室に移動。
弁当を食べながら高木 久代 氏のセミナーを聴くというスタイル。
髙木 久代 氏は地元三重テレビの『Mie ライブ』にも季節ごとに出演されて、
その時期の薬膳料理を紹介しているので、よく知った感じ。
同氏の講演はわかりやすかったのですが、弁当を食べながら聴くというのはなかなか忙しく、
メモを取るヒマがなかったのでスライドをスマホで撮影(このブログには上げませんが)。
弁当を食べずに同氏の講演を聴いて、終わってからゆっくり食べ始めた夫婦がいらっしゃいましたが、
ワタシもそうすればヨカッタかな?
『健美和膳(大雪)』
弁当は9分割の正方形で、ご飯は2つにデザート1つ、残り6つが色々なおかずとなっていますが、
和・洋・中の煮物・炒め物に酢の物もあり、バリエーション豊か。
もちろん、旬の食材で作られていて、それぞれ美味でした。
小松菜・南瓜・木耳、金針菜の煮浸し
小松菜・木耳、金針菜、南瓜、出し汁、醤油、味醂、煎り胡麻・き(???)
若鶏と根菜の棗生姜煮込み
鶏肉、大根、人参、棗、牛蒡、竜眼、生姜、ブロッコリー、出し汁、調味(液?)
海老蓮根饅頭 黒酢あん
海老、蓮根、山芋粉、インゲン、玉子、豆乳、山椒、青葱、黒酢、クコの実
豚肉と白菜のニンニク炒め 胡桃かけ
豚肉、ベーコン、白菜、にんにく、オリーブ油、胡桃、パプリカ
鮭とほうれん草の酒粕クリーム煮
鮭、法蓮草、薩摩芋、玉葱、人参、酒粕、クリーム、出し汁、調味(液?)
長芋、蕪、玉葱の酢の物
長芋、蕪、玉葱、人参、陳皮、米酢、てんさい糖、クコの実
栗紅花ご飯
栗、もち麦、うるち米、紅花、薄口醤油、出し汁
黒豆雑穀ご飯
黒豆、雑穀米、うるち米
黒胡麻と白木耳の豆乳プリン
黒胡麻、豆乳、白木耳、きび糖、バニラ、クコの実、生クリーム
食べ終えたら帰るのみですが、弁当を40個余分に作ってあるとのことだったので、家族のお土産に2つ購入しました。
なお、薬膳ランチセミナーが始まる前に、鈴鹿市長 末松 則子 氏が挨拶。ナマで話を聞くのは初めて。
この挨拶のためだけに来たようなのですが、こういうところで
顔を売って選挙に繋げるのだろうなぁと、斜に構えた見方(笑)。
まぁでも、今回の公開講座のチカラの入り方が分かろうというものです。
あと、三重テレビのアナウンサー 中久木 大力(なかくき ひろちか) 氏が
ビデオカメラを持って講演会場後ろで撮影していました。
こちらも実物を見るのは初めて。「テレビ見てますよ!」と声をかけたかったのですが、
関係者の方とずっと話していたので止めました。
それにしても、三重テレビはアナウンサーにカメラマンもやらせるんですね。
人手がたりないのかな?(笑)。