いくつかの仕事が重なっている。仮称「物理数学散歩」のはしがきとあとがきを書くこと、数学・物理通信に最近投稿された論文の図を描くこと、微積分ミニマム(e-Learningコンテンツ)の作成、また徳島科学史雑誌の投稿原稿の校正等である。
昨日、徳島科学史雑誌の論文校正の3度目を見終わった。これはいつでも校正は何度か見るのだが、時間間隔をあけて見るようにしている、3回目が終わったので、月曜に投函するつもりである。
ある方から数学・物理通信に投稿して頂いた原稿に図がない。そのためわかり易くはないから、図を入れるべきだと思った。著者に図を描いてくれというべきなのだろうが、また、図を描いて送ってはくれたのだが、その図に満足できない。もっときれいな図が描けるのではないかと思ったからである。仕方なく自分で描く決意をして、著者に知らせたが、どうもなかなか取り掛かれない。いつもこのブログでもこぼしているように、私は図をパソコンで描くのが上手ではないのだ。
べき関数、指数・対数関数、三角関数、一般論の4つの微積分に関するe-Learningのコンテンツを書いて、本文で書きたいところはおおよそ終わり、これに演習問題をつけることが残っている。
入力をしようとしている資料にある演習問題には全問に解答をつくらなければならない。積分の一部の演習問題には解答があるのだが、すべてに解答があるわけではない。また、それだけではなく一つの問題に対する解答としていくつかの別解を用意したいと考えている。そういうことを考えると仕事は簡単には進まない。
私はよく計算間違いをするので、一つの問題に対する解答の別解をつくって、それらを照らし合わせて正解を探っている。そのようにやってみると、しばしば違った方法での解答が一致しない。それであちらを修正し、こちらを修正するという風にして、やっと正解に到達する。それらができあがったら、やっとパソコンへ入力できるようになる。
このごろあまり計算をしないせいかちょっと計算をするとどっと疲れが出る。そしてつぎの取り掛かりがどうしてもおっくうになる。こういうことが老化なんだろう。