今日は快晴である。ここから見えるところでは東の山の上に小さな雲があるが、それ以外は雲は見えない。
先週のドイツ語コースの要約を「ようやく」つくった。語呂合わせのつもりではないが、語呂合わせみたいな言い方になった。
昨日から微積分ミニマムの4つのe-Learningのコンテンツを作製して、つぎに演習問題とその解答の作成にとりかかった。私のもっている、一つの資料は大学のときの元の同僚が演習で使っていた演習問題で、これをコンテンツに取り入れたいと思っている。もう一つの資料は私自身が大学1年と2年のときに使った、微積分のテキストの演習問題を解いたノートを保存していて、それを使うこともできる。
ただ、最初のアイディアでは、大学の理工系の学科で使われているテキストからどのような積分と微分の式が出てくるかを調べてそれらについて述べれば十分ではないかと思っていた。ところがそういう大学の理工学関係のテキストを読んで、そこに現れる微積分の式を取り上げることは考えとしてはいいのだが、それを多くのテキストから式等を探すのは面倒で手間がかかるのである。
こういうことを考えたのは実はペリーの「微積分のテキスト」がそういう風なのである。このテキストの翻訳は私が学生のころに森北出版から出版されている。
しかし、私は安易に流れて、既成の微積分のテキストにある、問題を採用することに妥協が図られた。大学の1~2年で出てくる、数学の式を扱うことにすれば、普通の理工系の学生の必要とする以上の題材を扱うことになるだろうと想像される。
一方、大学院へ行く人や研究者になろうとする学生にとっては、私の想定しているe-Leaningの内容の程度では不十分であろう。だが、それらの人々には十分に自分でテクストを探し、自学自習できる力がすでに備わっているだろう。だから、そういう能力のある学生を私たちのe-Learningは対象にはしていない。なんでも限度というものがある。