12月に行われる、総選挙のために新党がぞくぞくとできている。そして争点は上の3つに収束するらしい。
昨日、新たに滋賀県県知事の嘉田さんが新党とはまだ明言されなかったが、反原発を標榜する新党のまたは新勢力の立ち上げを示唆された。嘉田知事は美人の学者知事である。
新しい話題を集めることは間違いがない。反原発は大多数の市民や国民が願っていることだが、それも産業界を中心にして反原発の勢力が増えることに対して懸念の声がある。
確かに反原発以外に方向はないだろうが、問題はどう原発なしの状態に接続するのかが問題なのであろう。そこを語らなくてはならない。
消費税に賛成する人は本当はいないのであろうが、そう言ってしまってはどうやって国の財政を立て直すのかその方策が考えられない。だから仕方なく賛成しているというのが真相であろう。だから、消費税反対を唱えてどうやって国政を立て直すのかその方策の提言がなくては現実的ではない。
もっとも消費税を公共事業に使うとかは論外であろう。産業の振興は消費税以外で考えられないと政策としては本末転倒で知恵がなさすぎる。
TPPは一番私にはわからないものだが、TPPに入っても入らなくても、どちらにしてもこれからの経済とか産業は大変だろうなという気がする。
社会主義が破産してから、資本主義が勝利したと一時いわれたが、そうではなくてやはりどうしたらいいのかのアイディアは世界中の誰も持てていない状況ではないのだろうか。
そのときにめちゃくちゃな論理で幻想を振りまく人がある党の総裁になった。また、もっと変な人も居られる。そしてそういう人が人気があるのだから、困ってしまうが、それが私たちの知的なレベルかと思うと自分を省みて恥ずかしくなってしまう。
しかし、そうは言っても誰も明確な現在の困難から抜け出す明確のアイディアと政策を持ち得ないのだから、仕方がないのかもしれない。