物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

観光紹介 「愛媛原人」

2012-11-01 13:39:17 | 本と雑誌

「愛媛原人」というのは本の名である。2012年8月31日発行の短文とイラストで。愛媛県の名物・名所等を紹介する本である。

この本は原人舎という出版社から出版されているが、実はこの本の編者の一人が姪である。この本は昨日今治に里帰りしたときに兄夫婦からもらった。

はじめ3冊分の2400円を払ったのだが、兄嫁がその代金を密かに妻に返してくれたので、結局3冊をもらったことになった。1冊は私たちのためであり、残りの2冊は2人の子どもたちに送ってやるつもりである。

なかなか気が利いた短文にイラストであり、楽しい。私も愛媛県人を70年以上しているが、名物の食物や名所等に知らないこともあり、なかなか楽しい。

この書は県下の明屋書店のチェーン店にしか置いてないという。もっともインターネットでは注文できるだろう。定価は800円で高くはない。

1時間とちょっと時間があれば、読んでしまえる手軽な書である。姪と編者である、乃美(なみ)さんと二人で愛媛県の方々へ取材に出かけたらしい。乃美さんは『愛媛原人』の紹介のために南海テレビにも出演したという。姪はラジオには出演したらしいが、テレビは出演を遠慮したとか。

イラストは乃美さんの筆によるものである。文と構成は乃美さんにより、ペンネームLの姪は文とその校正を担当した。乃美さんと姪とはとても仲のいいコンビだという。乃美さんは大学の数学科の出身で、国文学科出身の姪とは大分経歴が異なるが、同じ IT 関係の会社に以前は勤めていた。

友人の数学者Yさんがサイエンス社から「行列解析の基礎」という本を出版したときに、その原稿の入力を乃美さんが担当したとかで、Y さんが序文に乃美さんに感謝を述べている。

Y さんは優れた数学者であるが、そのお弟子さんの乃美さんもなかなかの才女である。

願わくば、この「愛媛原人」がベストセラーとなって、兄夫婦が姪から一夕にどこかのお店での夕食にでもご招待をされたらいいのになどという、ありそうにもない希望をもって、このブログにちょうちん持ちのPRをした次第である。