物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

室生祐月さんが松山に住んでいる?

2018-04-28 18:06:25 | 日記

シングルマザーの祐月さんが松山に住んでいるとか書いたものをどこかで見た。お子さんは2000年の生まれらしいから、もう18になられるのだろう。憲法に保証された権利の一つである、だれにでも住居の自由であるから、どこにお住まいになろうと自由である。松山にお住まいなら、松山市民としては誇らしいことである。

松山の文化度がちょっと上がった気になるのは気のせいだろうか。実際に室生さんが松山にお住まいになっているかどうかの真偽のほどは知らない。単なるぬか喜びかもしれない。インターネットによると室生さんは作家らしいので、いい作品を文学の町といわれる松山で書いていただけると、さらに松山の価値が上がるだろうか。

この情報は新聞で読んだことではないような気がするので、町内会の広報みたいなもので読んだのかもしれない。もっとも室生さんにとってはそんなことはほっておいてくださいということかもしれないので、あまり追求するつもりはない。

もし、電車の中等で誰かに気がつかれたとしても、他人の空似のふりをされるのがよろしいでしょう。


Idylle

2018-04-28 13:12:00 | 日記

Idylleとかidyllischというドイツ語を知っているようだと、多分初歩のドイツ語の域をすでに出た人であろう。Idylleは日本語に訳すると「牧歌」とか「田園詩」とかであろうか。idyllischは「牧歌的」とでも訳すことができよう。

ところがところがである。「牧歌」という名詞は聞いたことがなかった。それで牧歌を先日国語辞典で調べた。これは「牧人が歌う歌」という意味である。のどかな田園風景や牧場の景色が思い浮かぶ。「牧歌」という名詞は聞いたことがなかったが、形容詞の「牧歌的」という日本語の方は知っていたのだから変なモノである。

だから、ドイツ語のほうでも名詞のIdylleよりも形容詞のidyllischの方を先に知っていたから、おかしなものである。

「ドイツ語2000」Deutsch 2000という初歩のドイツ語を学ぶテクストがあった。もちろん、ドイツでつくられたテクストである。だからドイツ語をもし2,000語知っていたらドイツで日常生活には困らない。もっとも知的な生活ができるにはもう少し語彙を知っていなければならない。

私が自分で判断するに、もうドイツ語の私の知っている語彙は2,000よりは多いと思う。だが、自分で使えるドイツ語と言えば、やはり2,000語のレベルであろうか。聞いてわかる語彙はもっとあろうが、それでも4,000もあるかどうか。

これはH大学での学生のときに、ドイツ語の羽田先生が授業で言っていたことだが、日本の大学生がドイツ語の語彙としては3,000から4,000くらいのレベルだという。そして、教養あるドイツ語を母語する人なら、8,000から10,000語くらいだと言われていた。

羽田先生は旧制の松山高等学校始まって以来のドイツ語のよくできた学生だったと、羽田先生を松山高等学校で教えられた M 先生が言われていたと、これはもう何十年も前に亡くたった、私の兄から聞いたことがある。

私の兄は E 大学でこの M 先生からドイツ語を教わった。もっとも私の兄は英語が不得意であったから、大学での第一外国語にドイツ語を選び、第一外国語の必須である、8単位のドイツ語の単位をとるのに悪戦苦闘した部類であった。

こういう兄の判断は, 英語はしかたがないが、ドイツ語ならば、大学に入ってみんな一緒に学びはじめるのだから、英語ができなくてもどうってことはないだろうという判断であった。この判断が間違っていたのはいうまでもない。

私自身は大学でドイツ語の単位をとるのに悪戦苦闘したという記憶はないが、それでもそれは単に単位をとっただけのことで、ドイツ語の力がまったくついていなかった。まったくドイツ語がわからなくても、大学で単位だけはとれるのである。


活劇映画に使われる車

2018-04-28 12:23:00 | 日記

は大抵ベンツのことが多い。これは車が頑丈なためであろう。日本ではベンツで通っているが、ドイツ人はメルチェーデスとよぶのが習わしである。ストットガルトのベンツ博物館に一度行ったことがある。

これはもう故人となった Y 君がそのころ研究留学でストットガルトに滞在していたので、訪れたのだ。電車か地下鉄の駅でどこかの企業の方と一緒になり、二人で見学した。ダイムラー・ベンツというのが会社の名前であるが、メルチェ―デスというのは創業者の娘さんの名前であったと思う。

ドイツでも経済的に裕福な医師とか、弁護士や企業の役職にあるような人が乗る車である。日本ではメルチェデスもちょっと小型であり、大きくはないがヨーロッパで走っているベンツは図体自身も一回り大きい。日本で走っているメルチェ―デスはだから小ベンツ(コベンツ)言われている。

五輪のマークみたいなのがついている車はアウディ(audi)であったと思う。活劇映画によってはこのアウディが使われている。ときどき、活劇映画ではBMWもときどき使われるこれはべー・エム・ヴェと発音される。日本では普通にはビー・エム・ダブリュだろうか。ドイツでの大衆車と言えば、フォルクスワーゲンであるが、これはVW(ファウ・ヴェー)と呼ばれる。

VWは現在では立派な車だが、ちょっと大衆化が進んだ感じの車にOpel(オペル)がある。昔のVWの代表はカブトムシみたいなフォルムのケ―ファーがあった。いまでもときとき日本でもケーファーが走っているのを見るが、これは現在ではとてもめずらしい。ケーファーは文字通りカブトムシという意味であったと思う。

ミュンヘンのオリンピック・スターディアムから見えるところにBMWの会社がある。BMWもスポーティでかつ足の速い車である。ベンツとかBMWに乗っている人は金持ちだと思われている。ある種のスーテタス・シンボルである。