物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

江沢洋『量子力学的世界像』

2019-10-02 10:09:57 | 物理学

1週間くらい前に大学の生協から、注文していた上の書をもらって帰ったのだが、しばらくはまったく見る暇がなかった。

昨日の午後はすべての当面の作業が終わって、心の余裕ができたので、少し見てみた。まだ読むほどの準備はできてはいない。それでちらっと眺めただけだが、なかなか興味深い書である。

これはテクストではないのであるが、それでもテクスト風のところもある。

第4章は「ハイゼンベルクの訪日」となっている。私は彼の1967年の訪日のことだと思って読んでみたら、そうではなくて1929年のハイゼンベルクとディラックの訪日のことであった。