物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

電気器具を修理し続ける人

2019-10-17 12:25:57 | 日記

名前は憶えていないが、今週だったか先週だったか、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で古い電気製品を修理し続ける電気店主のことを放映していた。

もう古くて何十年も前の電気器具を修理する人である。電気店としては製品の売り上げが全国で最下位の電気店主であったという。

そのうちに古い電気器具を修理することを自分の天職と考えるようになったらしい。まことに奇特なひとがいると感心した。

電気回路はもう部品がなかったりするのだが、それでもなんとか修理する。それだけではなく予防修理までもする。

いまでは全国から古い電気製品を修理してくださいとの注文が殺到しているという。

家電メーカーは新しいものを買ってもらわないと商売にならない。だが、この人はあくまで修理にこだわる。

ほとんどなんでも修理するらしいから、エレクトロ二クスの知識はすごいものだろう。物理の実験屋さんでもこういう人は少ないのではあるまいか。もう感心するしかなかった。それも修理が困難な電気器具にであってもにこにこ笑っている。そして結局は修理に成功してしまう。

物理の理論家だった友人で電子回路をいじって、パソコンをつくったりする人はいるが、それにしても完全に脱帽である。


不思議に思うこと

2019-10-17 11:50:17 | 日記
「不思議に思うこと」というタイトルで前にもブログを書いたと思う。

これはコンビニの営業時間のことである。日本ではコンビニは24時間営業であることは誰も不思議にも思わない。

しかし、コンビニが24時間営業するためには、そこで深夜働く人がいるということだ。これはある種の人権無視となるのだから、営業時間の短縮が提案されてもしかるべきだ。

私案だが、午後11時に閉店して、午前5時に開店するということにしてはどうだろう。

私が不思議に思うことは、そういう提案が天下の良識を代表している、「朝日新聞」から出されないことを不思議だと思っている。

まだ、こういったコンビ営業時間の制限が公に議論されているわけではない。しかし、働く人を募集してもなかなかそういう人がいないということから、いくつかのコンビニで24時間営業を止めたいとの申し出がされている。しかし、コンビニ本社はそれをなかなか認めようとはしていない。

ここはもう一歩踏み込んで、コンビニの営業時間の制限を提案するときではなかろうか。

ちなみに、24時間営業はフランス語では24 (vingtquatre) heures sur 24 (vingtquatre) という。直訳すれば、「24の上に24時間」という。