物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

参考文献の表示の仕方?

2019-10-24 16:32:45 | 科学・技術
論文の中の雑誌の引用のしかたをどうするか。

これは単に表示の仕方だけの問題であるが、標準的なやり方を知らない。

たとえば、私は『数学・物理通信』というサーキュラーをメールで発行している。これを論文の本文中で引用するときには私は「数学・物理通信」としてきたが、論文の校正を受け取ったら、これには『数学・物理通信』となっていた。

それで、迷ってしまった。私は論文の中で本を引用するときには、『物理数学散歩』というように『 と 』を使ってきたが、論文中では本と雑誌とを区別するために「数学・物理通信」のように表示するほうがよいと思い込んでいた。

それで、こういう参考文献はどうか書いたらよいと勧めているのかと、その種の本で調べてみたのだが、あまりはっきりしない。

自分の著書『四元数の発見』では編集者の指示だと思うが、『数学・物理通信』のように 『 と 』 とが使われていた。

結城浩さんの『数学文章作法』基礎編(ちくま学芸文庫)にも参考文献の書き方は載っていない。推敲編には出ているのかもしれないが、こちらはまだ持っていない。

木下是雄『理科系の作文技術』(中公新書)にも明確には参考文献の書き方については出ていない。板倉聖宣『模倣と創造』(仮説社)には雑誌も論文中では『数学・物理通信』のように、 『 と 』 を用いると書いてあった。

ただ、実際の参考文献の箇所では日本語の雑誌を 『 と 』 で囲んだものはあまり見たことがない。

幾何的な倍角公式と半角公式

2019-10-24 12:57:50 | 数学

幾何的な倍角公式と半角公式についてのエッセイを昨日書き始めた。これの種本は宇沢弘文『好きになる数学入門3(岩波書店)である。

要するにここ数日そういうことを書いてきたのだが、加法定理なしの倍角公式と半角公式ということである。

これは盾の一面にしかすぎないが、私の知らなかったことであった。もっとも宇沢さんの本な内容をもっとわかりやすく書き換えようとしている。

同じような内容かどうかはわからないが、秋山武太郎『わかりやすい三角法』(日新出版)にもでている。

もう一方で、「加法公式の導出」の過去の内容を入力しはじめた。

しかし、しばらく『徳島科学史雑誌』への投稿論文の校正刷りが来たので、その校正をしなくてはならない。はじめた仕事はいずれも一休みである。