物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

ワンピース

2019-10-07 12:45:44 | 日記
ワンピースというアニメとか漫画がある。
これを無料で見えるようにして集英社に3000億の損害を与えたという人が警察に捕まった。
 
ワンピースはよく知らないが、海賊のアニメだとか聞いている。またその漫画も38巻だか88巻だかの長編だと聞く。
 
人気のアニメであり、漫画でもある。最近ではフランスでも人気のアニメであるとか。
 
それほど多額ではもちろんないが、私の『数学散歩』という著書も数人の人が無料でpdfの文書で配布している。もちろん、著者の私の了解などとられていない。
 
本自身はもう版元品切れであり、再版予定などまったくない。出版社にこの著作権侵害についての処置をお願いしたのだが、出版社はもう私の著作権を守ってくれるつもりは全くないらしい。お願いの手紙に対する返事はまったくない。
 
それで自分で弁護士に頼んで著作権保護のために動く必要があるかなとも思うのだが、面倒でそのままとなっている。弁護士の知り合いなら、数人は知っているのだが。
 
もとの版から少し気のついたところを直した版にして手元にそれを印刷したものをもっている。
 
しかし、だいたい元の印刷部数が500部だったのだから、それほど広くいきわたっているわけではない。ところが、どこがどう気に入られているのか。
 
私の本のpdfを配布している人たちは、本自身にはそれなりの評価を与えているのだろうが、どこがよいなどとはひとこともいわない。
 
それに『数学散歩』はgoogle bookで部分的に見ることもできる。googleでは一時に全部は見せてはいないが、ある時期を過ぎると別の箇所を示しているので、長期間このgoogle bookを眺めていれば、本の内容の全体の様子を知ることができる。

(2024.5.22付記)
ワンピースは女性の服の名称でもあるが、これはドイツ語ではdas Kleidという。ちょっと前ではドレスという訳語で知られていたが、私はこのドレスという語が嫌いだ。だからワンピースという訳語の方が好きだ。
 
 

ひろしま

2019-10-07 12:31:49 | 日記

映画「ひろしま」を昨日見に行った。

1953年(昭和28年)の映画なのだが、最近まであまり顧みられなかったらしい。ところがこれが最近見られるようになった。

私は広島で学んだから、原爆ドームなどはよく知っている。しかし、この映画は私が広島に住むようになった時期よりも5年も前の制作である。

大勢の広島の人々が文字通り、大人も子どももこの映画に協力して、出演をしている。そして原爆投下後の悲惨さを再現しようとしている。

しかし、私はその映画ですらも、本当の悲惨さは再現することはできなかったと思う。もちろん、その悲惨さを現実に起こった通りに再現することが映画でもなかろう。

それにしても、その努力を評価できると思っている。そして、この映画を多くの人に見ていただけたらと願っている。


フリクション・ボール

2019-10-07 12:11:08 | 科学・技術

フリクション・ボールの発明をしたパイロットの技師の一生が先週だったか、NHKの「逆転人生」で放映されていた。

パイロットは昔は万年筆のメーカーだったが、万年筆は使う人がすくなくなり、いまではボールペンのメーカーである。

その技師は花形の第一開発部には属さず、やや日陰の第二開発部で雌伏35年だったという。色の消えるインクを発明するが、鳴かず飛ばずで35年だというからなんでそういう人生を歩むことになったのか。

会社の幹部がその技師をどう評価していたのか気になる。それでも現在ではこの摩擦熱でペンの頭についたゴムで消せば、きちんと消えるボールペンはもう大人気という。

このボールペンのおかげでパイロットは生き返ったといっても言い過ぎではなかろう。

そして、この摩擦熱で消えるインクは―20度まではそのインクが現れるということはないという。

このブログで紹介をしたことがあるが、このペンの存在を知って、N先生がこのボールペンを使うようになったと聞いた。

私は原稿の校正のときに赤いフリクション使っているが、これを数式の計算をするときには使っていない。もちろん、黒いインクのフリクションもあるので、それを数式の計算用にも使うことができる。

私などは数式の計算でミスをよくするので、これからは使ってもいいと思っている。