関心事の持続時間が短くなっていると感じる。
つい先日まで武谷三男が科学至上主義者ではないということを示す文献を探そうとしていたのに、三角法の起源を知りたいとか思いついたら、そういう文献ばかり探している。
要するに、関心事の持続時間が極端に短くなってしまった。もっとも三角法の起源などといっても結局のところは天文学に起源があるらしいことはわかったが、それがどういうものであったかを知るためには、『アルマゲスト』という本をどこかで借りてきて読む必要がある。
古本で安く売っていないかと調べたが、上下の2冊本で1.5万円ぐらいの値がついていたので、これは貧乏な私などの買えるものではないことがわかった。
もっともE大学の図書館には2冊も書庫にこの本が眠っていることもわかった。それで必要があれば、借りに行けばすむ。
どうして三角法の起源に関心が出て来たかというと、前につくっていた、e-Learningのコンテンツの補完として、三角法とか三角関数の章を書く必要を前々から感じている。
しかし、、この章を書くことがなかなかできない。普通にテクストや参考書に書かれてある、三角関数や三角法の内容にはあきたらない感じを強くもっているので。
不満に感じる原因はなにか、自分でもよくわからないが、三角関数なり、三角法が実際にどういうことに使われているのかを知りたいという気がしているらしい。