物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

数日気をつめたので

2021-04-22 12:49:10 | 本と雑誌
数日気をつめたので、なにかする気がきょうはおきない。これはいつも数学・物理通信を発行した後の虚脱感に似ている。

しかし、それほど根をつめたわけではないのだが。しかたがない。こういうときもある。

Liebeszitate (NHK E テレの「旅するドイツ語」から)

2021-04-22 11:16:00 | 本と雑誌
     Die Uhr schl"agt keinem Gl"uckchen.   ( Friedrich von Schiller)

   (ディ ウア シュレクト カイネム グリュックリッヘン (シラー))

      時計は幸福な人には時刻を打たない

幸福な人たちには時間が経つのは早いということらしい。それはそうであろうか。

カッコの中のカタカナはドイツ語を知らない人のためのおよその発音を示すものなので、ドイツ語の堪能な方は無視してください。

高木貞治『代数学講義』

2021-04-22 10:36:45 | 数学
高木貞治『代数学講義』(共立出版)を開いて4次方程式の解法を調べた。これは I さんの論文との関係でどうも私にはしっくりこないところがあったからである。

比較的新しい志賀浩二『方程式』(岩波書店)にも解説が詳しく書かれているのだが、私にはもう一つしっくりこなかったからである。まがりなりにもようやくメモをつくって I さんに送った。

I さんはご自分ではすでに納得されていたのかもしれないが、私にはどうも納得できる書き方だとは思えなかった。

どうも、ものわかりがわるくて困るがこれが自分であるから、しかたがなはい。

高木貞治『代数学講義』(共立出版)は漢字とカタカナ交じりで書かれた古い版である。漢字と平かなにその後改訂されたが、そちらはもっていない。それだってもう50年くらい昔の版となっている。

いや一生のうちにこの本を読もうとは思わなかった。もっとも1か所だけだが、鉛筆で?マークか何かの印がつけた箇所があった。古本で買ったわけではないので、これは自分でつけた印である。

まれなことではあるが、こういうことがあるから、私は本の積読の効用を否定したくない。ここらあたりが妻にはまったく理解してもらえない。