宮崎信行の「新・夕刊フジ」

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

「タイム」の表紙になりました

2007年09月16日 13時45分35秒 | 第168臨時会(2007年9月~1月)法案の嵐作戦

 アメリカ発行部数最大(550万部)のニュース週刊誌「タイム(TIME)」の最新号の表紙は安倍晋三さんです。アジア版・2007年9月24日号です。私はこの雑誌を定期購読していて、最近、日本に関するページが他のアジア諸国と比べて減っているような感じがしていて「日本への関心が薄れてきたのかな」と嘆いていたのですが、久々の日本人登場です。

 表紙には「安倍首相の後継者――若きボクサーに敗北のタオルが投げ込まれた。日本が必要とするリーダーシップを発揮できるのは誰?」と書かれています。 原文は“After Abe--The young champion throws in the towel.Who will give Japan the leadership it needs?”

 この記事を読んでいて、デクライン(decline)という言葉が頻りに出てくることが気になりました。出生数のデクライン、株価のデクライン・・・デクラインにはいろいろな語義があり、グランドコンサイス英和辞典(三省堂)には「衰退、下落、下り坂」などが載っています。

 こうして写真で振り返ってみると、わずか1年の政権でもいろいろなことがあったんですね。衆院補選では二世候補を擁立して2勝0敗、中国の温家宝首相が来日、閣僚の自殺、参院選、そして退陣表明・・・


 権力の座から去る者の孤独を表現した上手い構図の写真です。

 おつかれさまでした。

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