【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

急きょ開催した街頭演説

2008年02月20日 15時44分17秒 | ルポ)最年少町長さんの誕生(2008年2月)
 無所属候補は、遊説日程づくりも大変です。

 自発的に応援してくれる人が増えると、遊説ルートや演説場所を変更して、適宜、日程をつくりかえます。
 前夜に固めた遊説日程が当日になって変わることはしょっちゅう。

 さて、ここは急き、決まった街頭演説会場。
 1時間前に開催を決めて、連絡を回してもらったというかなり無茶な話。

 選挙事務所では「人数が少なくてはまずいだろう」という話になって、クルマ数台に分乗して、“さくら”に行きました。

 ところが到着すると、路地から三々五々、人が出てきます。

 候補者が助手席に乗った街宣車が到着したときには聴衆55人。
 応援弁士の町議、候補者の口舌も滑らかになっていました。

 日ごろからの活動の大事さを実感しました。

 それにしてもこの候補者は演説が長い。

 総決起集会ではなんと35分(!)、出陣式で10分。この街頭でも20分しゃべりましたが、地域限定の政策課題やユーモアを交えてアレンジしていました。

【読売世調】福田内閣支持率、7ポイント激減

2008年02月20日 14時08分41秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 読売の月例世論調査(面接方式)で内閣支持率が激減。
 内閣を「支持する」とした人は38・7%(前月比6・9ポイント減)、「支持しない」とした人は50・8%(前月比9・2ポイント増)となりました。

 内閣支持率38%はまだ“危険水域”ではありませんが、1ヶ月間に支持率が7ポイント減、不支持率が1割近く減るのは極めて異例な事態です。

 出張中で、紙面をみていないので分かりませんが、物価高、流動性(マネー)不足などが調査票の「不支持」にマルをつけようとする国民の怒りにつながっているような感じがします。

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内閣不支持50・8%、暮らし直結問題で不満募る(読売)

 読売新聞社が16、17日に実施した全国世論調査(面接方式)によると、福田内閣の支持率は38・7%(1月調査比6・9ポイント減)に下落し、不支持率は50・8%(同9・2ポイント増)に増えた。

 内閣発足以来、初めて不支持率が支持率を上回った

 内閣を支持しない理由を二つまで挙げてもらったところ「政治姿勢が評価できない」が48%と最も多く、「経済政策が期待できない」の37%、「首相が信頼できない」「安定感がない」の各28%が続いた。

 内閣に優先的に取り組んでほしい課題(複数回答)では「食品安全対策」が40%と、1月調査に比べ16ポイント増えた。内閣が最近の経済状況の変化に適切に対応していると思わない人は75%に上った。中国製冷凍ギョーザによる中毒事件や各種商品・サービスの値上げなど、暮らしに直結した問題への対応に不満が募り、支持率低下を招いたようだ。

 今国会の焦点となっているガソリン税については、道路整備のために税率を暫定的に上乗せすることを、法律の期限が切れる3月末以降も「続ける方がよい」と答えた人は29%で、「やめる方がよい」が62%に上った。ただ、ガソリン税の暫定税率を延長する租税特別措置法改正案を3月末までに採決した方がよいと思うかどうかについては、「そう思う」「そうは思わない」とも45%と、意見が分かれた。改正案採決に向け、与野党が修正に向けて歩み寄り、合意すべきだと思う人は60%に上り、「そうは思わない」の30%を上回った。

 政党支持率は自民が32・6%(1月調査比2・9ポイント減)に低下し、民主は20・0%(同3・1ポイント増)に伸ばした。

2008年2月18日22時34分  読売新聞)