宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

◎橋下府知事ら首長連合が民主党支持を表明

2009年08月11日 19時46分03秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 橋下徹・大阪府知事と中田宏・横浜市長が11日、大阪府庁で記者会見し、「首長連合」として民主党を支持することを表明しました。橋下知事は自民党・公明党推薦を得て、府知事に当選しています。

 橋下知事も加わる「全国知事会」は、民主党の地方分権政策に関するマニフェストに関して、低い評価を出しました。しかし、これは、民主党の分権政策が「基礎自治体の強化」を柱としていることから、広域自治体(都道府県)の首長である知事にとって、低い評価になるのは当然のことだと思っていました。

 大阪府など近畿の場合は、基礎自治体再編のほかにも「近畿州」などの広域的な連携も可能です。つまり、政権交代後の「地方分権、地域主権」は「仕組みそのものを地域が決める時代」になる、といっていいと思います。

 当ブログでは、「オピニオン・リーダーをつかまえよう=民主党支持にしよう」とずっと主張して参りました。まさに大阪府知事はこの国を代表するオピニオン・リーダーです。政権交代にむけて、オピニオン・リーダーをつかまえる作業にはメドがつきました。あとは1人1人、しっかりと最終確認作業に入ったといえると思います。確認、確認、また確認。

asahi.com(朝日新聞社):橋下知事ら首長連合、民主支持を表明 - 政治

大阪府の橋下徹知事と横浜市の中田宏市長は11日、大阪府庁で記者会見し、「首長連合」として総選挙で民主党を支持することを表明した。自民、民主両党のマニフェスト(政権公約)を比較した結果、民主には「(地方分権に必要な)政治的リーダーシップが発揮される政権運営の仕組みが盛り込まれている」(橋下知事)と評価した。

 全国知事会は8日に自民、民主、公明3党のマニフェストで、地方分権にかかわる政策の採点結果を公表。自民が60.6点、民主は58.3点、公明は66.2点で、民主の評価が低かった。橋下知事は、首長連合が知事会とは異なる政党支持を表明する可能性を示していた。


菅直人さん、「お盆明けの16日から大合唱」メリハリを強調

2009年08月11日 10時35分27秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 おはようございます。きょうは8月11日(火)ですから、来週の火曜日(8月18日)、いよいよ天皇陛下が第45回衆院選を公示します。

 8月30日の投票日まできょうを含めて、あと20日間となりました。私も以前から予告しているとおり、この20日間で2年前に再開したジャーナリスト活動に休止符を打ちますから、書きたいことはどんどん書いて、悔いのないようにしたいと思います。でも、20日間ってむちゃくちゃ長く感じます。

 選挙上手の代表代行、菅直人さんは公式サイトで、お盆は「少し選挙準備活動がやりにくい」としたうえで、「お盆明けの週の日曜日、16日から全国で『政治を変えよう』『歴史に参加しよう』の大合唱が沸き起こるようにしたい」としています。きっちりとメリハリをつけて、公示の週を迎えることが大事だと思います。

 とはいえ、13日は茨城県知事選、16日は横浜市長選がスタートしますから、茨城や神奈川は常在戦場ということになりそうです。逆に衆院選の公示前活動は17日まで、公選法の関係で少しやりにくくなりますから、総支部長の腕前が試されることになるかもしれません。

 とにもかくにも、メリハリです。

菅直人公式サイト: 歴史に参加

3週後の日曜日が投票日まで来た。 今週はお盆で、少し選挙準備活動がやりにくい。お盆明けの週の日曜日、16日から全国で「政治を変えよう」「歴史に参加しよう」の大合唱が沸き起こるようにしたい。

民主党“姫刺客”の情勢は18勝11敗と予想 日本農業新聞・小林吉弥さん

2009年08月11日 05時00分00秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代

 日曜(9日)付の日本農業新聞、政治評論家・小林吉弥さんが毎週日曜日に寄稿している『ズバリ核心』第694回(!)に民主党“姫刺客”30人の戦績予想が載っていました。このコラムは農業王国・北海道9区選出の鳩山由紀夫代表も楽しみにしているそうです。

 小林さんは民主党“姫刺客”は18勝11敗と予想しています。高知1区は無所属の前知事の勝利を予想しています。全般的に私も感覚的には、これに近い感覚を持っていますのでご紹介します。

 ちなみに“姫刺客”というのはマスコミ用語ですからね、民主党が付けたニックネームではありませんから。




 一つ付け加えると、愛媛1区で永江孝子元アナウンサーが「○=有力」となっていますが、永江さんは、昨年中に当落線上まで浮上したようですが、5月の調査でもギリギリ抜けきれない状態が続いている、という話を聞いたことがあります。ですから、永江さんは「△」または「▲」ではないでしょうか。愛媛1区は松山市の大部分ですが、松山市は四国唯一の50万都市、中村時広市長(元日本新党衆院議員、父・中村時雄は民社党結党メンバーのひとり)が永江さんの背中を全面的に押せば、決定打になるような気がしますが、時広さんの心中はいかに?