【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

【選挙珍プレー】青木愛さんの気取らない遊説出発

2009年08月19日 12時40分34秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
【選挙戦珍プレー】青木愛さんの気取らない遊説出発

 期日前投票を済ませて、区役所すぐ近くの青木愛事務所に初めて寄ってみました。さきほど午前9時頃の映像です。

 注目選挙区ということで、TV局さんがおよそ2社ほどカメラを構えていましたが、気取りのない青木さん、上下紺のスーツ・パンツで登場したので、カメラマンが気付かなかったようです。

 青木さん、参院本会議場では髪にリボンをしたり、たくさんの洋服をアレンジしていたように思いますが、この選挙戦は、上下紺とピンクのブラウスが勝負服のようです。

 女性政治家というと、モノトーン原色の派手なスーツで自分を際立たせることが多いのですが、気取りのない青木さん。昨日ご紹介した高山智司さん同様、過去に国政選挙で2回の当選歴がある人は、落ち着いています。これもまた、ひとつの能力ですね。

 この動画のあるYouTubeのリンク先アドレスは、
http://www.youtube.com/watch?v=Xj4GyLCvzrg 

途中で青木愛候補に会う

2009年08月19日 08時22分04秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 期日前投票所に向かう途中に朝立ちをしている東京12区の青木愛候補にお会いしました。北海道11区の石川知裕君の名前を出したら「みんな頑張ってますんで」と短い返答。さて既に投票所に来ています。私の前に4人待っておられます。もうすぐ8時半です。

 

 青木愛さんの法定ビラで民主党のマニフェストを挟み込んだものをみなさんで配っていました。これだけ多くの人が参加する朝立ち光景というのは珍しいと思います。どこからこれだけのスタッフ・ボランティアが集まっているんでしょうか。

◎きょう、いよいよ投票スタート 期日前投票所8時半開設

2009年08月19日 07時28分27秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 第45回衆院選の期日前投票がいよいよきょう朝からスタートします。

 7月21日の解散から、きのう(18日)の公示日まで長く暑い夏でしたが、一人の主権者(有権者)としての責任は、もう2時間足らずで一区切り付きます。

 私の自治体から送ってきた「投票所入場整理券」の封筒に次のような案内文が同封されていました。

(引用はじめ)

◎期日前投票について

「仕事やレジャーなどで当日投票所に行けないかもしれない・・・・。」という方は、
 お気軽に期日前投票制度をご利用ください。

 宣誓書の該当する理由欄に○印をつけてご署名いただくだけで、投票日当日と同じ流れで投票することができます。(宣誓書は下記の各期日前投票所に用意してあります。)


(引用おわり)

 ハンコは要らないですが、投票所入場整理券を持っていってください。

 私の自治体では、午前8時半に本庁舎で期日前投票所が開設します。自転車で風切って、行ってきます。

 自治体によって、期日前投票所、開設期間、開設時間が違いますので、お住まいの自治体でご確認ください。

 私にとって、2007年7月の第21回参院選以来の国政選挙投票になります。前回も期日前投票で入れています。このブログも2007年8月4日からやってきましたが、とりあえず投票を済ませたら、リラックスして、8月30日の更新停止を迎えられると思います。

 では、そろそろ出かけます。
 行って来ま~~す!

【追記 10:30】
 最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票は8月23日(日)からです。
【追記おわり】

ワシントン・ポストに鳩山代表、大阪1区・熊田篤嗣候補のおじぎ写真

2009年08月19日 06時04分34秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 18日の衆院選公示を受けて、米紙ワシントン・ポスト(電子版)に様々な記事が出ました。十年あまり日本に関する報道が少なくなる傾向を私は感じていましたが、GDPの5期ぶりの回復基調とあわせて、一気に報道が増えてきました。30日も楽しみです。

 鳩山代表の大阪ミナミ(南海なんば駅前)での公示後第一声のもようがワシントン・ポストに出ていました。これはAP通信の配信、(名前からして)日本人カメラマンの撮影ですが、お辞儀をする姿が米国人エディターにはおもしろく感じられるのでしょう。

 大阪1区の民主党公認候補、熊田篤嗣(熊田あつし)さん、鳩山代表、尾立源幸、蓮舫両参院議員が深々と頭を下げています。

 30日以降はどういう紙面構成になるか、楽しみですね。

石井一副代表きょう(19日)公明党の大阪府内全4選挙区を遊説へ カンフル剤それとも魔除け?

2009年08月19日 00時00分00秒 | 第45回衆院選(2009年8月)政権交代
 民主党があす(19日)、大阪府内の小選挙区で「民主党新人・元職公認候補vs公明党前職」の構図になっている全4選挙区に、石井一副代表を投入し、応援演説を展開することが分かりました。

 石井副代表は参院予算委員会で、公明党・創価学会の“政教一致”問題を2回にかけて取り上げ、大きな反響を呼びました。

 あす石井副代表は、まず9時半から大阪17区(民主党元職vs自民党前職vs改革クラブ前職の三つ巴)を応援したあと、午前10時半に大阪16区・堺東駅前、11時半に大阪3区・住吉大社駅前、13時半に大阪6区・守口市駅前、14時半に大阪5区・関西スーパー瑞光店前の4選挙区を遊説して回ります。この後は鳥取1区に向かいます(正確な時刻・場所は関係先に問い合わせてください)。

 この大阪府内4選挙区を回ることは、民主党が第45回総選挙で公明党・創価学会と本気で対決する姿勢を示す狙いがあると思われます。

 応援を受けると陣営によると、石井ピンさんが演説する時間は短いということで、具体的に公明党・創価学会を演説の中で、名指しで批判するかどうかは分かりません。遊説会場に集まった聴衆の反応を見て判断するかもしれません。選挙戦2日目での切り札投入は、「有権者は公明党・創価学会を怖がらずに行動してください」とのメッセージである可能性もあります。

 産経新聞の下記報道によると、「公明は、今回も候補者を前職に絞り込み、全国8議席ある小選挙区の議席のうち現有4議席の死守に懸命だ。大阪16区では、支持母体の創価学会が総力を挙げて支援に回る」と報道しています。大阪16区に創価学会が力を集中しているかどうかは不明ですが、関心が集まっていることは事実です。

 こういった選挙区で創価学会が釘付けになっていることで、近畿に限らず、全国的に創価学会の「自民党公認・公明党推薦候補」への応援が希薄になっていることが予想されます。

 大阪府内4選挙区、兵庫県内2選挙区(兵庫2区、兵庫8区)を含めた近畿ブロック6選挙区と東京ブロック1選挙区(東京12区)、南関東ブロック(神奈川6区)の合計8選挙区の戦いは、単なる8議席の攻防ではなく、ひょっとしたらその十数倍の議席を左右するかもしれない重要な戦いです。

 こういう構図があります。公明党・創価学会憎しではなく、この8選挙区の公認・推薦候補には、選挙区内外の総力の結集が必要だと思います。

【09衆院選】大阪では全19選挙区で選挙戦スタート - MSN産経ニュース

(上記リンクから抜粋引用)

 公明は、今回も候補者を前職に絞り込み、全国8議席ある小選挙区の議席のうち現有4議席の死守に懸命だ。16区では、支持母体の創価学会が総力を挙げて支援に回る。

民主党:【参院予算委】矢野、福本、竹入、池田各氏呼び政治と宗教の集中審議を 石井副代表

(2008年10月15日、民主党ニュース)

 石井一副代表は、15日午後参院の予算委員会で質問に立ち、公明党の元委員長の矢野絢也、竹入義勝両氏、前公明党参院議員の福本潤一氏、池田大作創価学会名誉会長を呼び、政治と宗教の集中審議を行うよう求めた。

 石井副代表は、冒頭、本日15日が、わずかな年金から後期高齢者医療制度の保険料天引きがなされる日であること指摘し、40年間、国民年金を納めた人が65歳でいくら年金を支給されるのかを麻生首相に質した。最初首相は答えず、舛添厚生労働大臣が答えようとして、「それなりの額をいただく。今手元に資料がないので答えられない」と無責任極まりない答弁を行った。これを石井副代表は厳しく叱責、再度、舛添大臣が答弁に立ったものの、「7万円と7万円で14万円」と答えた。

 石井副代表は、「6万6000円だ。そこから天引きされる老後の庶民の気持ちが分かるか」と首相に問い質した。首相は、「感情論として天引きされると減ったとういう感じになる。それに配慮する必要がある」と、感情論として片付けた。

 次に、石井副代表は、解散について、月刊誌「文藝春秋」での首相の論文を取り上げ、「首相の言葉は重い。解散権をもてあそんでいる。言ったことはやるべき、やれないなら撤回すべき」と解散か、撤回かを迫った。首相は、「解散時期については書いていない。解散時期は私が決める」と逃げの答弁に終始した。

 このため、石井副代表は参院は首相への問責決議を議決し、「出入りを禁止する」と、首相の資質がないと批判した。

 また、石井副代表は、公明党はいま、解散時期、国会の会期にまで口を出している、福田前首相も公明党の影響によって職を投げ出した、との認識を示したうえで、「公明党は影の人に操られている」のではないかとして、創価学会という宗教法人が選挙を担い、その施設が選挙マシーンとして動いていると指摘した。

 もし、実態がそうであるなら、これは日本の民主主義にとって由々しき問題だとの認識を石井副代表は示し、昨年の参院選投票日の3日前、創価学会の施設内で開かれた集会で語られた「民主党は仏敵。菅直人は仏敵。仏敵は追い払わなければならない」などとする模様を一部示し、政治と宗教の集中審議を求めた。