[写真]小沢一郎(氏)と筆者(1993年夏、静岡・箱根の函南町、2007年12月、中国・北京の人民大会堂)
小沢一郎(氏)に雨天の友なし。
晴れた日には傘(お金)を借りろと言い、雨の日に傘(お金)を返せ、と言うのは銀行屋だとよく言われますが、小沢側近も同じようです。
東京新聞の手間をかけた取材によると、平均30歳の未来を担う若人たちに「起訴すべきだ」との議決を受けた小沢一郎(氏)。ひと晩あけた5日は、国会近くの個人事務所に終日こもったものの、一人の訪問者もいなかったようです。これから有罪になるにしろ、無罪になるにしろ、微罪(ただし公民権は停止される)になるにしろ、裁判終了までは5年ほどかかると思われますので、政治生命は絶たれたと言っていいでしょう。
6日の衆院本会議で、自民党総裁でシャドウキャビネット首相の谷垣禎一さんは小沢問題を冒頭に扱いましたが、あまり時間をかけませんでした。やはり、民主党が小沢問題を引きずってくれた方が、統一地方選で自民党有利、民主党不利になるという狙いがあるのでしょう。第22回参院選はこの戦術が見事的中しました。民主党が自浄作用を発揮するしかありません。
晩節を汚す落ちた剛腕。友達は不動産と犬だけ。奥さんや3人の息子ともほとんど会話しない昨今のようです。
そもそも、1997年12月末の新進党解党は万死に値します。新進党解党がなければ政権交代可能な二大政党制はもっと早く確立し、小泉政権の労働法制改悪は避けられたし、少子高齢化は進んだとはいえ、私たちの平均年収はおよそ100万円は高かったと思いますよ。その罪は万死に値します。
小沢さん、もう潮時だよ。
小沢一郎さんの離党と議員辞職を望みます。
東京新聞:小沢氏、事務所にこもる:政治(TOKYO Web)
民主党の小沢元幹事長は五日、国会近くの個人事務所に終日こもり、車による自宅との行き帰り以外は報道陣の前に姿を現さなかった。
検察審査会の議決を受けた四日は側近議員らと会談し、起訴議決に「分からないよな」と漏らしていた小沢氏。しかし、この日は一人の訪問者もなく、事務所周辺は静まりかえった。
小沢氏は四日に発表した談話で「裁判の場で無実であることが必ず明らかになる」と決意を示したが、公判は長期化も予想される。
側近議員からは「このままでは兵糧攻めだ。(裁判に)三年ぐらいかかったら、小沢氏の気力がなえてしまう」と心配する声も出ている。
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