【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

「対馬丸記念館への支援」を委員長が大臣に語る 平成27年度予算案、参・特別委委嘱審査

2015年04月06日 21時33分21秒 | 第189回通常国会2015年安保国会

 平成27年度予算案は、今週参議院での採決を迎えます。後半国会では、閣法71本のうち64本を審査することになり、衆参の各委員会が活発に動くことになります。

 採決週の月曜日、参議院特別委員会への、参議院予算委員会からの平成27年度予算案委嘱審査が行われました。衆議院での分科会に相当します。あすは第1種常任委員会がすべて開かれ委嘱審査され、採決に向けて大詰めを迎えます。

【平成27年2015年4月6日(月)参議院沖縄および北方問題に関する特別委員会】

 山口俊一沖縄・北方相が、午後は消費者相として特別委に出る事情だと思いますが、月曜午前10時から開かれました。

 前日の、翁長・沖縄県知事と、菅官房長官(沖縄負担軽減相)とが「米軍旧西普天間住宅返還記念式典」で会話したことも取り上げられました。

 維新の党の儀間光男さん、社民党の吉田忠智さんが「対馬丸記念館」に言及。人類史上最も悲惨な地上戦である太平洋戦争沖縄本島から疎開しながら沈没した子供たちの歴史を後世に語り継ぐことの重要性。風間直樹委員長は自らマイクを取り、山口大臣に「儀間委員と吉田委員から言及があったが、先日、当委員会は対馬丸記念館を視察しました。大臣い置かれては、対馬丸記念館に真摯に対応して実りある成果をあげてほしい」と、参議院らしい、超党派での提言をして、散会しました。

【同日 参議院ODA特別委員会】

 まず、岸田外相に対して委嘱審査。

 その後、一般質疑をしました。2月の閣議決定で、ODA大綱を「開発協力大綱」に衣替えしたことについて、維新の党の小野次郎さんが「当委員会の名称も変える必要があるのか」と問題提起。外務省は同省内の事務分掌や部署の名前は変えていないと答弁しましたが、外務省からまとまった資料提供を受けて、今後理事会で検討することを、山本順三委員長(自民党)が確約しました。民主党の石橋通宏さんからは、「もっとこの委員会を開催すべきだ」との意見が出ました。

【同日 参議院地方創生・消費者問題特別委員会】
【同日 参議院東日本大震災復興・原子力問題特別委員会】

 ともに衆議院では2つの特別委員会を、参議院では一つにまとめた委員会。
 平成27年度予算の委嘱審査をして、散会しました。

以上。


国会傍聴活動支援基金の会計報告です 2014年10月1日から2015年3月30日まで

2015年04月06日 09時55分09秒 | 国会傍聴取材支援基金 会計報告

 国会傍聴取材支援基金は、半年に1回会計報告をすることになっています。

 今回は平成26年2014年10月1日(水)から平成27年2015年3月30日(月)までの時限でご報告します。

 上記のとおり、ご寄附は3名から合計3万5000円頂戴しました。深く感謝します。3名の方のお名前は把握できましたので、お礼を申し上げました。

 繰越金による受取利子として、1円の収入がありました。

 この期間に、衆議院解散、第47回総選挙がありました。

 宿泊を伴う取材はしませんでしたが、首都圏近郊の街頭演説取材もあり、交通費は1万3000円を計上しました。

 新聞代は、政党機関誌など部分的な負担として、1万3980円としました。

 書籍代は1万1125円で、新しい国会議員要覧のほか、内閣府8号館竣工にともない8年ぶりに「官庁ダイヤルガイド」を国会内売店で購入しました。

 文具代は4801円で、法案印刷用の紙や、名刺印刷代をお願いしました。

 電子機器代として、新しく始めたツイキャスラジオ用のマイクの購入代金など6507円。

 交際費として、傍聴券をお願いしている参議院議員の政治資金パーティー代2万円をお願いしました。他の衆議院議員などのパーティーにも参加しましたが、傍聴券をお願いしている事務所として1か所を、「基金」にお願いしました。

 翌期への繰越金は13万7495円としました。

 すべて領収書は備えております。

 これとは別に、有料ブログ「今後の政治日程by宮崎信行」は、昨年の解散日を前週に充てたこともあり、解散後に増えました。なによりも、毎月購読者数、購読料収入が安定しているのが、なによりもありがたいことです。

 おかげさまで、経済的には極めて安定した状況で、安保法制国会や、長期金利の乱高下を控えた財政など、これからも、ますます舌鋒鋭く、国益にのみまい進した言論活動をつけていけそうです。家庭の事情で、永田町に直接出向くことが、週1~2回という状況となっていますが、衆議院・参議院インターネット審議中継を十分に活用したうえで、時折、衆議院本会議場、参議院本会議場、民主党党本部、各議員会館の空気を時折、吸って、ギャップをただしていきたいと考えます。最近はかなり自分に自信を持っています。今後ともご理解とご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

 平成27年4月6日 宮崎信行

「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い          

 平成23年9月26日付で、「国会傍聴取材支援基金」(こっかいぼうちょうしゅざいしえんききん)=代表者 宮嵜信行の口座を開設しました。ぜひ国会傍聴取材と当ブログの更新を継続するために支援基金へのご協力をお願いいたします。

■郵便局から振込みの場合

口座: ゆうちょ銀行
記号/10080 番号/70606861
口座名 国会傍聴取材支援基金(コッカイボウチョウシュザイシエンキキン)


■銀行から振り込みの場合
口座/ゆうちょ銀行
店名/008(「ゆうちょ銀行」→「支店名」を読み出して『セ』を打って下さい、「008支店」です。

店番/008 預金種目/普通預金 口座番号/7060686 
口座名 国会傍聴取材支援基金(コッカイボウチョウシュザイシエンキキン)

連絡先・お問い合わせメールアドレス 
miyazaki@wa2.so-net.ne.jp

私が国会傍聴とそれにもとづくブログ執筆のため、時間の確保と、交通費、資料代などに充てるため、本日、上の口座を開設しました。ぜひとも、このブログを続けるために、ご支援をいただきたく存じます。ぜひ、ご支援をお願いいたします。

(1)口座 ゆうちょ銀行 総合口座 「国会傍聴取材支援基金(代表者 宮嵜信行)」
(2)政治団体ではありませんので、支援者のご住所・お名前のご連絡は必要ございません。
(3)会計報告は半年ごとを予定しています。
(4)寄付金控除の対象にはなりません。


国会傍聴取材支援基金 規約

①(名称)
本会の名称は「国会傍聴取材支援基金」と称する。
②(所在地)
 本会は、東京都(以下略)に置く。
③(目的)
本会は、国会ジャーナリスト・宮崎信行の国会傍聴取材活動の支援を目的とする。
④(会員)
本会に、次の役員を置く。
 会長 1名。
(役員の職務)
 会長は、本会の代表者として本会の活動全般を代表し、会計を把握し、監査する。
 (役員の選任および任期)
 役員は総会の決議に基づき選任し、任期を一年とする。
(運営)
 国会傍聴取材支援基金総会は年一回開催し、役員の改選、年間計画の報告、会計報告、予算について審議する。
(変更)
この規約は総会において、出席者の3分の2以上の承認があれば変更できる。
 (設立年月日) 平成23年9月26日
本規約は平成23年9月26日から適用する。