[写真]コロナで人気が無い衆議院第二議員会館、先週末(2020年5月8日)、宮崎信行撮影。
「検察庁法改正案」こと「国家公務員法等の一部の改正する法律案」は衆議院内閣委員会理事懇談会で、野党が修正を働きかけましたが、与党は定例日のあす委員会を開いて原案通り強行採決のかまえ。大型連休明け火曜日ということで、衆参で16議案が審議。コロナ緊急事態宣言下ですが、国会の一番忙しい季節を迎えました。
【衆議院内閣委員会理事懇談会 令和2年2020年5月12日(火)】
上述の通り、午後12時10分から、衆議院第二議員会館にある内閣委員長室で開かれました。検察庁法の改正条項は「改正法案の第四条」に書き込まれています。維新はこの第四条部分を削除する委員会修正を働きかけたようです。立国社は検事総長らが退任後も検察官で残れる改正条項を削除することを働きかけたようです。
●このほか、衆議院の経済産業、決算行政、倫理選挙特別、消費者問題、震災復興、地方創生の各委員会が理事懇談会を開き、残り1か月の日程を協議しました。
【衆議院本会議 同日】
「道路法など改正案」(201閣法15号)が共産党反対、与党とその他野党の賛成多数で可決すべきだと決まり、参議院に送られました。
「年金制度改革法案」(201閣法34号)の委員長報告は「修正」。本会議では討論無しに起立採決となり、共産党反対、自民党など与野党のセンセイ多数で「修正」可決し、参議院に送られました。きょねん12月には岡田克也さんが通常国会最大のテーマになるとの見立てを示しましたが、あっさり通過し、「検察庁法・種苗法」が終盤国会最大のテーマになります。
この後、今国会の重要広範議案のラストとなる「社会福祉法など改正案」(201閣法43号)。立国社共提出の対案2本「障害者総合支援法及び児童福祉法など改正案」(201衆法12号)と「障害者総合支援法改正案」(201衆法13号)が議題になりました。加藤勝信厚労相と、早稲田夕季衆議院議員が趣旨説明し、各党の代表質問に、安倍晋三首相、高橋千鶴子さんらが答弁しました。
【参議院厚生労働委員会 同日】
一般質疑3時間コースだけがありました。衆議院で本会議が開かれるよりも前の時間に散会。これから1か月で重要広範議案2本が回ってくることになるので、おそらく会期からはみ出すでしょう。
【衆議院農林水産委員会 同日】
一般質疑3時間コースだけで散会。「種苗法改正案」(201閣法37号)は3月3日(火)に提出されましたが、まだ付託されていません。上述の通り重要広範議案ではありませんが、おそらく本会議で江藤拓農相へ代表質問する登壇案件になっていると思います。農水委員会の次回開催は未定。
【参議院農林水産委員会 同日】
「森林組合法改正案」(201閣法45号参先議)が江藤拓農相から趣旨説明されました。これで、今国会参議院に先に提出された法案はすべて審議入りしました。おそらく、野党の衆参国対は、この法案を終盤に衆議院に回す作戦だと考えられます。
【参議院内閣委員会 同日】
「銀行とバスの独占禁止法特例法案」(201閣法31号)が西村康稔担当大臣から趣旨説明され、質疑は後日にして、散会しました。
【参議院財務金融委員会 同日】
「株式会社日本政策投資銀行法5年延長法案」(201閣法24号)。
【参議院総務委員会 同日】
「電気通信事業法など改正案」(201閣法28号)。
【参議院外交防衛委員会 同日】
「日本と、UAE、ヨルダン、ASEAN、モロッコ、コートジボワール各々との投資協定承認案」(201条約1、2、3、4、5号)の質疑が終局。採決され、承認すべきだと決まりました。あす本会議があるので、それで両院承認となります。
【参議院経済産業委員会 同日】
「コロナ対策でソーシャル・ディスタンスをとる」との与野党合意で、本館の第一委員室で開催。「割賦販売法改正案」(201閣法39号参先議)が全会一致で可決すべきだと決まりました。
【参議院国土交通委員会 同日】
「高齢者、障害者バリアフリー法改正案」(201閣法14号)を挙手で採決。全会一致で可決すべきだと決まりました。れいわ新選組の木村英子参議院議員も賛成。れいわが本会議で反対して全会一致が崩れるケースが目立ちますが、あすの本会議は起立採決で全会一致ということになりそうです。
●参議院の法務、文教科学、環境の各委員会は開催されませんでした。
【衆議院議院運営委員会 同日】
書き漏らすことも多いですが、当然のことながら、本会議前に開催されました。
【衆議院財務金融委員会 同日】
半年に一度の、日銀総裁の報告に対する質疑がありました。
「検察庁法改正案」こと「国家公務員法等の一部の改正する法律案」は衆議院内閣委員会理事懇談会で、野党が修正を働きかけましたが、与党は定例日のあす委員会を開いて原案通り強行採決のかまえ。大型連休明け火曜日ということで、衆参で16議案が審議。コロナ緊急事態宣言下ですが、国会の一番忙しい季節を迎えました。
【衆議院内閣委員会理事懇談会 令和2年2020年5月12日(火)】
上述の通り、午後12時10分から、衆議院第二議員会館にある内閣委員長室で開かれました。検察庁法の改正条項は「改正法案の第四条」に書き込まれています。維新はこの第四条部分を削除する委員会修正を働きかけたようです。立国社は検事総長らが退任後も検察官で残れる改正条項を削除することを働きかけたようです。
●このほか、衆議院の経済産業、決算行政、倫理選挙特別、消費者問題、震災復興、地方創生の各委員会が理事懇談会を開き、残り1か月の日程を協議しました。
【衆議院本会議 同日】
「道路法など改正案」(201閣法15号)が共産党反対、与党とその他野党の賛成多数で可決すべきだと決まり、参議院に送られました。
「年金制度改革法案」(201閣法34号)の委員長報告は「修正」。本会議では討論無しに起立採決となり、共産党反対、自民党など与野党のセンセイ多数で「修正」可決し、参議院に送られました。きょねん12月には岡田克也さんが通常国会最大のテーマになるとの見立てを示しましたが、あっさり通過し、「検察庁法・種苗法」が終盤国会最大のテーマになります。
この後、今国会の重要広範議案のラストとなる「社会福祉法など改正案」(201閣法43号)。立国社共提出の対案2本「障害者総合支援法及び児童福祉法など改正案」(201衆法12号)と「障害者総合支援法改正案」(201衆法13号)が議題になりました。加藤勝信厚労相と、早稲田夕季衆議院議員が趣旨説明し、各党の代表質問に、安倍晋三首相、高橋千鶴子さんらが答弁しました。
【参議院厚生労働委員会 同日】
一般質疑3時間コースだけがありました。衆議院で本会議が開かれるよりも前の時間に散会。これから1か月で重要広範議案2本が回ってくることになるので、おそらく会期からはみ出すでしょう。
【衆議院農林水産委員会 同日】
一般質疑3時間コースだけで散会。「種苗法改正案」(201閣法37号)は3月3日(火)に提出されましたが、まだ付託されていません。上述の通り重要広範議案ではありませんが、おそらく本会議で江藤拓農相へ代表質問する登壇案件になっていると思います。農水委員会の次回開催は未定。
【参議院農林水産委員会 同日】
「森林組合法改正案」(201閣法45号参先議)が江藤拓農相から趣旨説明されました。これで、今国会参議院に先に提出された法案はすべて審議入りしました。おそらく、野党の衆参国対は、この法案を終盤に衆議院に回す作戦だと考えられます。
【参議院内閣委員会 同日】
「銀行とバスの独占禁止法特例法案」(201閣法31号)が西村康稔担当大臣から趣旨説明され、質疑は後日にして、散会しました。
【参議院財務金融委員会 同日】
「株式会社日本政策投資銀行法5年延長法案」(201閣法24号)。
【参議院総務委員会 同日】
「電気通信事業法など改正案」(201閣法28号)。
【参議院外交防衛委員会 同日】
「日本と、UAE、ヨルダン、ASEAN、モロッコ、コートジボワール各々との投資協定承認案」(201条約1、2、3、4、5号)の質疑が終局。採決され、承認すべきだと決まりました。あす本会議があるので、それで両院承認となります。
【参議院経済産業委員会 同日】
「コロナ対策でソーシャル・ディスタンスをとる」との与野党合意で、本館の第一委員室で開催。「割賦販売法改正案」(201閣法39号参先議)が全会一致で可決すべきだと決まりました。
【参議院国土交通委員会 同日】
「高齢者、障害者バリアフリー法改正案」(201閣法14号)を挙手で採決。全会一致で可決すべきだと決まりました。れいわ新選組の木村英子参議院議員も賛成。れいわが本会議で反対して全会一致が崩れるケースが目立ちますが、あすの本会議は起立採決で全会一致ということになりそうです。
●参議院の法務、文教科学、環境の各委員会は開催されませんでした。
【衆議院議院運営委員会 同日】
書き漏らすことも多いですが、当然のことながら、本会議前に開催されました。
【衆議院財務金融委員会 同日】
半年に一度の、日銀総裁の報告に対する質疑がありました。
インターネット版官報
Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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