[写真]山王坂、4年前の2016年、宮崎信行撮影。
黒川弘務検事長の即時辞任と、検察庁法改正案のうち少なくとも「役降り68歳規定」の成立阻止は絶対に求めます。
もちろん、朝から衆議院内閣委員会はオンライン取材していましたが、なんとなくやる気がなく記事の投稿時刻が遅れました。父から承継した法人は前3月期も黒字(3月はコロナ減収)で、私が12か月間代表取締役をつとめて初の確定申告でも国の法人税を納めさせていただくことになりました。心中では「安倍、枝野、太田充も人生で一度、法人税納めてみろ」と思っています。
昨日は1万アクセスを超えました。1年前のこの時期。初当選の地方議員の高額議員報酬に驚いた議員の親から初月給3日後に「お礼状」がくる出来事。しかも私は両親が日教組教研派OBOGであることを私は知ってて知らないふりをしていた。政治活動歴四半世紀で初めて叱る相手が見つからないまま山火事に包囲されたようなやり場のない憤りを覚えました。ポルポトの気持ちが初めて分かりました。その余波で数か月間このブログが中断しました。8月の締め切りギリギリに亡父の相続税の確定申告が終わり、初めて知ったのですが、確定申告した人には相続税の税務調査はほとんど入らないようで、今5月ですから、もう大丈夫でしょう。父と僕との国税庁との50年戦争では、今世紀だけで、法人の消費税、法人の法人税、父の申告所得税、私の源泉所得税が税務調査を受けて、3回更正されました。なぜか追徴課税されたのはうち1回で2回は逆に還付されました。今の衆議院議員で、落選してもすぐに生活に困らない不労所得があるのは、安住淳さん、今井雅人さん、大塚拓さん、岡田克也さん、岡本三成さん、鴨下一郎さんら十数人もおらず、逆にこの人たちは初出馬以来一度も落選したことがないわけです。それ以外の議員の家族が赤坂議員宿舎で反対するから昨夏の解散機運が翌朝に急に消えました。
【衆議院内閣委員会 令和2年2020年5月13日(水)】
きょうはもちろん内閣委から振り返ります。
採決はしない前提での3時間コース。
当ブログは初めからタイトルを「国家公務員法・国会職員法・検察庁法など改正案」(201閣法52号)と、「検察庁法」の文字を加えて報じてきました。
野党の修正案はきょうはまだ提出されていません。法務政務官の経験がある階猛さんは、内部文書をもとに質問。武田良太・公務員制度相は答弁に窮する場面もありましたが、「法務大臣を呼んでほしい」と野党も武田大臣には同情ムードで終始しました。その後、武田大臣が答弁できず、森まさこ法務大臣を呼ぶことを求めた野党が退席戦術で、休憩のまま散会しました。その後、野党党首会談などが開かれ、あす以降審議を立て直すことになりました。
とくに、「検事総長63歳定年後の役降りで65歳定年は内閣の決定で68歳まで延長できる」ということが明らかになり、改正法施行後の黒川弘務氏が68歳までやれることが分かり、とんでもない。
場外では、自民党二階派の1期生、泉田裕彦さんが「強行採決なら退席する」とツイートしたところ、3時間後に「内閣委員を外されることになった」とツイート。私も少なくとも「役降り規定」と「3年延長規定」が削除されないままの成立は絶対に許せない、体を張ってでも阻止する思いです。
【参議院本会議 同日】
倉田寛之元参議院議長への哀悼がありました。倉田さんは2004年の議長当時、岡田克也代表率いる青年民主党に、年金マクロスライド法案の審議で、不信任決議案提出の直後に本岡昭次副議長(日教組)に散会される奇策に遭いました。しかし、参議院民主党が規則を間違えて解釈していたことがあり、正常化し法律成立。しかし、直後の参院選では岡田克也さん率いる民主党が第一党になり、政治を国民の手に取り戻す、そこそこ長いドラマのファンファーレに遭遇したことになります。
「日本とUAE、ヨルダン、ASEAN,モロッコ、コートジボワール各々との投資協定」(201条約1、2、3、4、5号)が採決されました。委員会では沖縄の風を含む全会一致で議了しましたが、本会議では過半数。どうも議長から見て右2列目の2番目のれいわ新選組のあたりが反対したようです。今国会の条約承認はこれが初めて。
「割賦販売法改正案」(201閣法39号参先議)は全会一致で可決し、衆議院に送られました。当初会期内の成立は五分五分か。
「改正高齢者、障害者等交通バリアフリー法」(201閣法14号)は全会一致で可決し、成立しました。
これに先立ち、「スーパーシティ国家戦略特区法改正案」(201閣法5号)が北村誠吾地方創生相が登壇して趣旨説明し、各党の代表質問を受けました。
【衆議院外務委員会 同日】
一般質疑がありました。岡田克也さんも質問しました。岡田さんの質問をおさえていないと、私は後日にらまれて牽制されてしまいますので、あすには見たいと思います。
「日本とアルゼンチン、ウルグアイ、ペルー、ジャマイカ、ウズベキスタン、モロッコ各国との租税協定」(201条約6、7、8、9、10、11号)が趣旨説明され、審議入りしました。
【衆議院国土交通委員会 同日】
「都市再生法など改正案」(201閣法21号)が趣旨説明され、審議入りしました。
【衆議院経済産業委員会 同日】
「電気事業法改正案」(201閣法26号)が趣旨説明され、審議入りしました。
【衆議院厚生労働委員会 同日】
きのうの本会議で審議された「社会福祉法など改正案」(201閣法43号)と「立国社共の対案3法案」(201衆法11、12、13号)がこの委員会に付託され、各々、趣旨説明され、審議入りしました。
■上述の通り、「森山・安住協定」でソーシャルディスンタンスをとるため4常任委員会が開かれました。
●衆議院文部科学委員会は理事懇談会を開きました。所管省庁では鬼門となっている著作権法改正案が審議入りしないまま残り会期1か月。
●衆議院法務委員会は定例日ですが開かれませんでした。開いていたら大変でしたが。ちなみに、あおり運転禁止の2法案は、各々、内閣と法務の所管となります。珍しいことに、内閣と法務にまたがる法案が2つという格好で、最終盤国会に向かいます。
●衆議院農林水産委員会も定例日ですが、理事懇談会すら開かれませんでした。
【参議院地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 同日】
定例日は水曜日です。上述の参議院本会議の後、「スーパーシティー国家戦略特区法改正案」(201閣法5号)が趣旨説明されました。きょねん提出されるはこびでしたが、内閣法制局が拒んでいたいわくつきの法案。
【参議院決算委員会 同日】
「平成30年度決算承認案」の審議は4日目で、省庁別審査2日目、総務省、環境省、警察庁、復興庁でした。
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黒川弘務検事長の即時辞任と、検察庁法改正案のうち少なくとも「役降り68歳規定」の成立阻止は絶対に求めます。
もちろん、朝から衆議院内閣委員会はオンライン取材していましたが、なんとなくやる気がなく記事の投稿時刻が遅れました。父から承継した法人は前3月期も黒字(3月はコロナ減収)で、私が12か月間代表取締役をつとめて初の確定申告でも国の法人税を納めさせていただくことになりました。心中では「安倍、枝野、太田充も人生で一度、法人税納めてみろ」と思っています。
昨日は1万アクセスを超えました。1年前のこの時期。初当選の地方議員の高額議員報酬に驚いた議員の親から初月給3日後に「お礼状」がくる出来事。しかも私は両親が日教組教研派OBOGであることを私は知ってて知らないふりをしていた。政治活動歴四半世紀で初めて叱る相手が見つからないまま山火事に包囲されたようなやり場のない憤りを覚えました。ポルポトの気持ちが初めて分かりました。その余波で数か月間このブログが中断しました。8月の締め切りギリギリに亡父の相続税の確定申告が終わり、初めて知ったのですが、確定申告した人には相続税の税務調査はほとんど入らないようで、今5月ですから、もう大丈夫でしょう。父と僕との国税庁との50年戦争では、今世紀だけで、法人の消費税、法人の法人税、父の申告所得税、私の源泉所得税が税務調査を受けて、3回更正されました。なぜか追徴課税されたのはうち1回で2回は逆に還付されました。今の衆議院議員で、落選してもすぐに生活に困らない不労所得があるのは、安住淳さん、今井雅人さん、大塚拓さん、岡田克也さん、岡本三成さん、鴨下一郎さんら十数人もおらず、逆にこの人たちは初出馬以来一度も落選したことがないわけです。それ以外の議員の家族が赤坂議員宿舎で反対するから昨夏の解散機運が翌朝に急に消えました。
【衆議院内閣委員会 令和2年2020年5月13日(水)】
きょうはもちろん内閣委から振り返ります。
採決はしない前提での3時間コース。
当ブログは初めからタイトルを「国家公務員法・国会職員法・検察庁法など改正案」(201閣法52号)と、「検察庁法」の文字を加えて報じてきました。
野党の修正案はきょうはまだ提出されていません。法務政務官の経験がある階猛さんは、内部文書をもとに質問。武田良太・公務員制度相は答弁に窮する場面もありましたが、「法務大臣を呼んでほしい」と野党も武田大臣には同情ムードで終始しました。その後、武田大臣が答弁できず、森まさこ法務大臣を呼ぶことを求めた野党が退席戦術で、休憩のまま散会しました。その後、野党党首会談などが開かれ、あす以降審議を立て直すことになりました。
とくに、「検事総長63歳定年後の役降りで65歳定年は内閣の決定で68歳まで延長できる」ということが明らかになり、改正法施行後の黒川弘務氏が68歳までやれることが分かり、とんでもない。
場外では、自民党二階派の1期生、泉田裕彦さんが「強行採決なら退席する」とツイートしたところ、3時間後に「内閣委員を外されることになった」とツイート。私も少なくとも「役降り規定」と「3年延長規定」が削除されないままの成立は絶対に許せない、体を張ってでも阻止する思いです。
【参議院本会議 同日】
倉田寛之元参議院議長への哀悼がありました。倉田さんは2004年の議長当時、岡田克也代表率いる青年民主党に、年金マクロスライド法案の審議で、不信任決議案提出の直後に本岡昭次副議長(日教組)に散会される奇策に遭いました。しかし、参議院民主党が規則を間違えて解釈していたことがあり、正常化し法律成立。しかし、直後の参院選では岡田克也さん率いる民主党が第一党になり、政治を国民の手に取り戻す、そこそこ長いドラマのファンファーレに遭遇したことになります。
「日本とUAE、ヨルダン、ASEAN,モロッコ、コートジボワール各々との投資協定」(201条約1、2、3、4、5号)が採決されました。委員会では沖縄の風を含む全会一致で議了しましたが、本会議では過半数。どうも議長から見て右2列目の2番目のれいわ新選組のあたりが反対したようです。今国会の条約承認はこれが初めて。
「割賦販売法改正案」(201閣法39号参先議)は全会一致で可決し、衆議院に送られました。当初会期内の成立は五分五分か。
「改正高齢者、障害者等交通バリアフリー法」(201閣法14号)は全会一致で可決し、成立しました。
これに先立ち、「スーパーシティ国家戦略特区法改正案」(201閣法5号)が北村誠吾地方創生相が登壇して趣旨説明し、各党の代表質問を受けました。
【衆議院外務委員会 同日】
一般質疑がありました。岡田克也さんも質問しました。岡田さんの質問をおさえていないと、私は後日にらまれて牽制されてしまいますので、あすには見たいと思います。
「日本とアルゼンチン、ウルグアイ、ペルー、ジャマイカ、ウズベキスタン、モロッコ各国との租税協定」(201条約6、7、8、9、10、11号)が趣旨説明され、審議入りしました。
【衆議院国土交通委員会 同日】
「都市再生法など改正案」(201閣法21号)が趣旨説明され、審議入りしました。
【衆議院経済産業委員会 同日】
「電気事業法改正案」(201閣法26号)が趣旨説明され、審議入りしました。
【衆議院厚生労働委員会 同日】
きのうの本会議で審議された「社会福祉法など改正案」(201閣法43号)と「立国社共の対案3法案」(201衆法11、12、13号)がこの委員会に付託され、各々、趣旨説明され、審議入りしました。
■上述の通り、「森山・安住協定」でソーシャルディスンタンスをとるため4常任委員会が開かれました。
●衆議院文部科学委員会は理事懇談会を開きました。所管省庁では鬼門となっている著作権法改正案が審議入りしないまま残り会期1か月。
●衆議院法務委員会は定例日ですが開かれませんでした。開いていたら大変でしたが。ちなみに、あおり運転禁止の2法案は、各々、内閣と法務の所管となります。珍しいことに、内閣と法務にまたがる法案が2つという格好で、最終盤国会に向かいます。
●衆議院農林水産委員会も定例日ですが、理事懇談会すら開かれませんでした。
【参議院地方創生及び消費者問題に関する特別委員会 同日】
定例日は水曜日です。上述の参議院本会議の後、「スーパーシティー国家戦略特区法改正案」(201閣法5号)が趣旨説明されました。きょねん提出されるはこびでしたが、内閣法制局が拒んでいたいわくつきの法案。
【参議院決算委員会 同日】
「平成30年度決算承認案」の審議は4日目で、省庁別審査2日目、総務省、環境省、警察庁、復興庁でした。
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インターネット版官報
Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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