[写真]このブログの筆者・宮崎信行、先月2020年4月9日。
政治活動家歴28年で決して失脚しない知り過ぎた男として、与野党一律の国会議員歳費や地方議員報酬が、他の水準と相対的に高くなり過ぎて、閉鎖的で陰湿な日本社会の情報抱え込みの象徴に見えてしまい苦労しています。地主の安住淳国対委員長のもと歳費2割カット法が成立しましたが、衆議院議員によると政治資金パーティーもできないので6月末で地元の私設秘書に辞めてもらわざるを得ないとのこと。個別の事情はさまざま。結論としては、まったくの新人の候補予定者に月50万円以上の資源配分を最優先する政党であってほしいところですが、まあ無理でしょう。
「検察庁法改正案」と「種苗法改正案」のきょうの審議はありませんでした。
【衆議院本会議 令和2年2020年5月14日(木)】
残り会期1か月となり、本会議で趣旨説明と代表質問をする「登壇もの法案」はきょうあすの2本で最後。
「復興庁を10年延長する復興庁設置法など改正案」(201閣法33号)が田中和徳・復興大臣から趣旨説明されました。
代表質問では、金子恵美さん(福島1区)が登壇。「双葉町などはようやく復興が始まったばかり。国が復興にかかわるべきで、くれぐれも県に丸投げしないでほしい」と演説しました。最大の懸案である検察庁法改正案にも言及し、指名され答弁に立った森まさこ法相は「役職定年制の特例の判断は他の国家公務員と変わらない。三権分立に反するものではありません。国会からお求めがあれば出席する」と答弁しました。この後、与野党国対委員長会談で、あすの内閣委員会に法相が出席して答弁することが決まりました。
金子恵美さん対森まさこさんは因縁の対決。2013年夏の参院選では、元復興政務官の金子恵美さんと森・男女共同参画担当大臣が、減員の改選1人区で激突。民主党下野のイメージも強かったのか、ダブルスコアで森大臣の勝ち。しかし金子さんは衆議院福島1区にまわり2014年早々に国政復帰、今は小選挙区で勝っています。それ以来の対決でした。
【衆議院議院運営委員会 同日】
本会議の段取り。その後、再開。テレビ中継も入って、西村康稔大臣から新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の区域変更について事前報告があり、質疑がありました。野党国対は総理の出席を求めましたが、早々に西村大臣でもいいと折れました。39県があす解除。巷間では「第2次補正予算案で特別定額給付金10万円の第2弾をやりたくないから早めに解除するのではないか」との噂が朝から立っていましたが、どうなるか。質疑の中で、維新の国対委員長遠藤敬さんは「私たちよりも前に新聞で報道される」とぼやきました。
【参議院議院運営委員会 同日】
上述の通り、緊急事態宣言の39県での解除について事前報告と質疑。
●衆議院内閣委員会は「予備日」となっていますが開催されず。
●衆議院農林水産委員会は「定例日」ですが開催されず。「種苗法改正案」(201閣法37号)の審議入りは来週以降になります。
【衆議院地方創生に関する特別委員会 同日】
「地方分権一括法案」(201閣法32号)が趣旨説明されました。毎年やっていますので、今回から「第何次」の表現はしないことにします。昨年12月閣議決定された「令和元年の地方からの提案に対する基本方針」を法案化したもの。この中に、地方議会に立候補する際の「居住3か月要件」に刑事罰則を科す内容が入っています。
【参議院農林水産委員会 同日】
「森林組合法改正案」(201閣法45号参先議)を採決。共産党反対、自民党、公明党、立憲民主党などの賛成多数で可決すべきだと決まりました。
【参議院財政金融委員会 同日】
「日本政策投資銀行法の5年延長法案」(201閣法24号)を採決。共反対、自公立国社維「NHKから国民を守る党」などの賛成多数で可決すべきだと決まりました。あす成立のはこび。
【参議院経済産業委員会 同日】
「5G支援法案」(201閣法22号)と「GAFAなど特定デジタルプラットフォームの透明性・公平性確保法案」(201閣法23号)が趣旨説明されました。GAFAの日本国内での定義づけと中小企業との相互理解を求める内容。この2法案はあまり関連性がないようにも思えますが、衆と同様に2本セットで審議入りしました。
【参議院国土交通委員会 同日】
「道路法など改正案」(201閣法15号)が趣旨説明され、審議入りしました。
なお、衆議院から先に送られてきた法案(201閣法20号)が後回しになりました。国交は8法案提出しながら、まだ2法しか成立していません。
【参議院総務委員会 同日】
「電気通信事業法など改正案」(201閣法28号)が共反対、自公立などの賛成多数で、可決すべきだと決まりました。あす成立のはこび。
【参議院厚生労働委員会 同日】
一般質疑のみ。
●参議院内閣委員会は開かれず。審議中の「201閣法31号」を担当する西村大臣が議運などの対応に追われたためだと思われます。
【衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 同日】
総務大臣の所信的あいさつがありました。次回は2時間程度の一般質疑。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 同日】
上述の本会議で審議された法案が付託され、趣旨説明されました。「復興庁を10年延長する復興庁設置法など改正案」(201閣法33号)。
政治活動家歴28年で決して失脚しない知り過ぎた男として、与野党一律の国会議員歳費や地方議員報酬が、他の水準と相対的に高くなり過ぎて、閉鎖的で陰湿な日本社会の情報抱え込みの象徴に見えてしまい苦労しています。地主の安住淳国対委員長のもと歳費2割カット法が成立しましたが、衆議院議員によると政治資金パーティーもできないので6月末で地元の私設秘書に辞めてもらわざるを得ないとのこと。個別の事情はさまざま。結論としては、まったくの新人の候補予定者に月50万円以上の資源配分を最優先する政党であってほしいところですが、まあ無理でしょう。
「検察庁法改正案」と「種苗法改正案」のきょうの審議はありませんでした。
【衆議院本会議 令和2年2020年5月14日(木)】
残り会期1か月となり、本会議で趣旨説明と代表質問をする「登壇もの法案」はきょうあすの2本で最後。
「復興庁を10年延長する復興庁設置法など改正案」(201閣法33号)が田中和徳・復興大臣から趣旨説明されました。
代表質問では、金子恵美さん(福島1区)が登壇。「双葉町などはようやく復興が始まったばかり。国が復興にかかわるべきで、くれぐれも県に丸投げしないでほしい」と演説しました。最大の懸案である検察庁法改正案にも言及し、指名され答弁に立った森まさこ法相は「役職定年制の特例の判断は他の国家公務員と変わらない。三権分立に反するものではありません。国会からお求めがあれば出席する」と答弁しました。この後、与野党国対委員長会談で、あすの内閣委員会に法相が出席して答弁することが決まりました。
金子恵美さん対森まさこさんは因縁の対決。2013年夏の参院選では、元復興政務官の金子恵美さんと森・男女共同参画担当大臣が、減員の改選1人区で激突。民主党下野のイメージも強かったのか、ダブルスコアで森大臣の勝ち。しかし金子さんは衆議院福島1区にまわり2014年早々に国政復帰、今は小選挙区で勝っています。それ以来の対決でした。
【衆議院議院運営委員会 同日】
本会議の段取り。その後、再開。テレビ中継も入って、西村康稔大臣から新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の区域変更について事前報告があり、質疑がありました。野党国対は総理の出席を求めましたが、早々に西村大臣でもいいと折れました。39県があす解除。巷間では「第2次補正予算案で特別定額給付金10万円の第2弾をやりたくないから早めに解除するのではないか」との噂が朝から立っていましたが、どうなるか。質疑の中で、維新の国対委員長遠藤敬さんは「私たちよりも前に新聞で報道される」とぼやきました。
【参議院議院運営委員会 同日】
上述の通り、緊急事態宣言の39県での解除について事前報告と質疑。
●衆議院内閣委員会は「予備日」となっていますが開催されず。
●衆議院農林水産委員会は「定例日」ですが開催されず。「種苗法改正案」(201閣法37号)の審議入りは来週以降になります。
【衆議院地方創生に関する特別委員会 同日】
「地方分権一括法案」(201閣法32号)が趣旨説明されました。毎年やっていますので、今回から「第何次」の表現はしないことにします。昨年12月閣議決定された「令和元年の地方からの提案に対する基本方針」を法案化したもの。この中に、地方議会に立候補する際の「居住3か月要件」に刑事罰則を科す内容が入っています。
【参議院農林水産委員会 同日】
「森林組合法改正案」(201閣法45号参先議)を採決。共産党反対、自民党、公明党、立憲民主党などの賛成多数で可決すべきだと決まりました。
【参議院財政金融委員会 同日】
「日本政策投資銀行法の5年延長法案」(201閣法24号)を採決。共反対、自公立国社維「NHKから国民を守る党」などの賛成多数で可決すべきだと決まりました。あす成立のはこび。
【参議院経済産業委員会 同日】
「5G支援法案」(201閣法22号)と「GAFAなど特定デジタルプラットフォームの透明性・公平性確保法案」(201閣法23号)が趣旨説明されました。GAFAの日本国内での定義づけと中小企業との相互理解を求める内容。この2法案はあまり関連性がないようにも思えますが、衆と同様に2本セットで審議入りしました。
【参議院国土交通委員会 同日】
「道路法など改正案」(201閣法15号)が趣旨説明され、審議入りしました。
なお、衆議院から先に送られてきた法案(201閣法20号)が後回しになりました。国交は8法案提出しながら、まだ2法しか成立していません。
【参議院総務委員会 同日】
「電気通信事業法など改正案」(201閣法28号)が共反対、自公立などの賛成多数で、可決すべきだと決まりました。あす成立のはこび。
【参議院厚生労働委員会 同日】
一般質疑のみ。
●参議院内閣委員会は開かれず。審議中の「201閣法31号」を担当する西村大臣が議運などの対応に追われたためだと思われます。
【衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 同日】
総務大臣の所信的あいさつがありました。次回は2時間程度の一般質疑。
【衆議院東日本大震災復興特別委員会 同日】
上述の本会議で審議された法案が付託され、趣旨説明されました。「復興庁を10年延長する復興庁設置法など改正案」(201閣法33号)。
インターネット版官報
Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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